アメリカン・ロードムービー『断絶』(1971年)の興行惨敗によりハリウッドを追放され、アメリカ映画界において“呪われた伝説の監督”として名高いモンテ・ヘルマン(79)の21年ぶりとなる新作『果てなき路』が日本公開される。同監督の作品が日本で公開されるのは『断絶』以来、約40年ぶり。 『果てなき路』は、実際に起きた事件を野心的な若手映画監督が映画化する過程を描いたミステリー作品。若手監督が劇中の女優と恋に落ち、翻弄されていく部分では、『断絶』を演出中に出演女優のローリー・バード(後にアート・ガーファンクル宅で自殺)と恋に落ちた自身の姿も投影されている。なお、ヘルマン監督は同作をバードに捧げている。
2011/12/27