俳優の生田斗真が稀代の美男子・光源氏を演じる映画『源氏物語-千年の謎-』が10日、公開初日を迎え、キャスト陣が都内で舞台あいさつを行った。「これからも大切にしていきたい作品になりました」と手ごたえを明かした生田の演技力を、光源氏のモデルともいわれる藤原道長役で共演した東山紀之(少年隊)は「斗真をずっと見てきましたが、この役をやったことによって彼は非常に成長した」と絶賛。後輩の活躍を「(生田の)さらなる可能性がみえてきたと思う」と喜ぶとともに「皆さんも斗真の姿をみて、日本人のDNAを目覚めさせていただければ」と作品をアピールした。 同作は日本文学最古の恋愛小説として受け継がれてきた紫式部の『源氏物語』をベースにした歴史エンタテインメント作。光源氏が平安王朝を舞台に繰り広げるラブストーリーと、物語を紡ぐ紫式部のラブストーリーを同時進行で描き、これまで明かされなかった『源氏物語』の謎を紐解いていく。
2011/12/10