【紅白歌合戦】初出場の猪苗代湖ズ、「福島のために歌う」

 大みそかの『第62回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が30日、同局で発表され、福島県出身のアーティスト4人で結成されたバンド・猪苗代湖ズの初出場が決定した。猪苗代湖ズは「4人とも紅白に出られるとは思っていなかった」と喜び、「避難している方々、福島に残っている方々もひとつになって歌いたいと思います」と故郷・福島の代表として大晦日の夜、全国へ声を届ける。

 猪苗代湖ズは、福島出身の松田晋二(THE BACK HORN)、山口隆サンボマスター)、渡辺俊美TOKYO No.1 SOUL SET)、クリエイティブディレクター・箭内道彦氏(風とロック)の4人で結成。東日本大震災後、「故郷・福島への恩返し」という思いから、チャリティーシングル「I love you & I need you ふくしま」を4月27日に発売。同曲は初週6988枚を売り上げ、5/9付インディーズシングルランキング首位に初登場し、収益の全額を福島県災害対策本部に寄付した。

 初出場の知らせを聞いたメンバーは「これでCDが売れると思いました。僕らの曲は、全収益を福島県に寄付していて、いままでに4300万円くらい寄付しました。31日まで(年内)に1億円いきたいなと思っていたので、それが楽しみですね」と語り、会見では「“誰だ?”という感じだと思います。フラッシュの量が少ない(笑)」と自虐的なコメントで笑いを取る場面も。

 また「I love you & I need you ふくしま」を歌唱した際に「福島県の人から、この曲を聴くと“福島に残って頑張らなきゃいけない”と思ってしまうと言われたんですが、それは本意じゃない」と明かし、「避難した人もいますし、できない人もいますが、福島の人たちの“福島が好き”というひとつの気持ちに集約できれば」と故郷への複雑な思いを語った。

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