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渡部篤郎主演『外事警察』が映画化 日本の“裏の警察”を描く

 2009年秋にNHKで放送されたドラマ『外事警察』の続編映画が2012年6月2日に全国公開される。日本における対国際テロ捜査の精鋭部隊、公安部外事課を題材にした麻生幾の同名小説を原案に映画『ハゲタカ』のスタッフによりオリジナル脚本で映画化。ドラマに続いて俳優・渡部篤郎が主演、堀切園健太郎監督がメガホンをとる。

映画『外事警察』で“初”の韓国語での芝居にも挑戦した主演の渡部篤郎 (C)2012「外事警察」製作委員会

映画『外事警察』で“初”の韓国語での芝居にも挑戦した主演の渡部篤郎 (C)2012「外事警察」製作委員会

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 耳慣れない“外事警察”とは、外国人によるスパイ活動やテロなど、日本の安全を脅かす非合法活動を未然に防ぐことを目的とする、対国際テロ捜査の精鋭部隊、公安部外事課のこと。彼らの行動は徹底的に秘匿され決して表に出ることはない、まさに“裏の警察”だ。

 外事警察が扱う情報は国家機密であり、その情報の流出は直ちに国益の損失に繋がる危険性が高い。そのため彼ら捜査員の諜報活動は徹底的に秘匿され、家族にすら身分を明かすことが許されない。彼らは、国家の安全・国益を守るためなら手段を選ばず、秘聴・秘撮・追尾・潜入・偽変といった捜査まで行う。

 捜査ターゲットに近い民間人を協力者=スパイとして動かし、捜査員が接触できないターゲットも協力者を使って大胆不敵に情報を得る。 警視庁公安部外事課だけでも300人以上の捜査員がいて、身分を偽って街中に潜伏しているとされているのだ。彼らの捜査対象になれば、経歴や趣味、行動パターンはもとより、背中のホクロの位置まで 徹底的に調べ上げられ、気づいた時には感情までも彼らの思い通りにコントロールされ、利用されてしまうこともある。

 そんな陰謀、罠、裏切りが渦巻く外事警察の漆黒の世界に踏み込む映画版では、日本と朝鮮半島を舞台に、“公安の魔物”と恐れられる主人公・住本健司(渡部)と外事4課のメンバーが、韓国の工作員絡みの事件を追う。

 9月にソウルとプサンで3週間におよぶ撮影を敢行し、キム・ガンウやイ・ギョンヨンといった韓国を代表する俳優陣、また韓国屈指のアクション監督を起用して、SWAT(特殊部隊)の銃撃シーンなど、従来の邦画の枠にとどまらないスケールで撮影された。

 協力者として住本たちに取り込まれる貿易会社の社長夫人・奥田果織役に真木よう子が出演するほか、ドラマに続いて外事4課の刑事役で尾野真千子、物語のキーマンとなる原子力研究のエリート徐昌義(ジョマサヨシ)役で田中泯らが出演する。

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