宮城県石巻市などで撮影された映画『エクレール・お菓子放浪紀』に主演した子役・吉井一肇(12)が“中国のアカデミー賞”ともいわれる『第20回金鶏百花映画祭』外国部門の最優秀男優賞を受賞し24日、都内で会見を行った。映画祭に出席し、現地から帰国したばかりの近藤明男監督からトロフィーを受け取った吉井は「思ったより重い。嬉しかったです」と大感激。日本人俳優では2008年『おくりびと』の本木雅弘以来の快挙で、同映画祭の最年少受賞に「信じられないとしか言えない。とにかく驚きしかない」と喜んだ。
作家・西村滋氏の自伝的小説『お菓子放浪紀』を映画化した同作は、東日本大震災の前年に宮城県石巻市などで撮影。昭和18年を舞台に、両親と死に別れ孤児になった主人公・アキオ(吉井)がさまざまな出会いと別れを繰り返し、「お菓子」を心の糧にして戦中・戦後の時代を生き抜いていく様子を描く感動作。
吉井はこれまでに貰った賞は「学校の習字の区展の表彰…」とはにかみ、映画初出演にして同賞受賞という偉業に「どれほど大きな賞か分からなかったけど、いろんな人からお祝いの言葉をいただいて、やっと分かってきました。僕を助けてくれたすべての人にお礼を言いたいです」とニッコリ。さらに「初めての映画だったので反省点もあります。次に映画に出させていただけるときがあればその点を克服したい。将来は舞台も映画もどちらのお芝居もできる役者になれたら」と12歳とは思えないしっかりとしたコメント。
吉井は「宮城の人は温かい炊き出しをご馳走してくれたり、エキストラとして出てくれたり、毎日元気をいただきました」と撮影を振り返り、震災後の9月28日に再び石巻を訪れた際には「前と変わっているところや変わっていないところがあって、皆さんの方が大変なのに、頑張ってねとか、応援してるよって励ましてくれました」と真摯に語った。地元の人々の温かい励ましを受け、「いろんな人に見ていただけるようになれば、恩返しになるんじゃないかと思っています」と大人顔負けの決意を語っていた。
作家・西村滋氏の自伝的小説『お菓子放浪紀』を映画化した同作は、東日本大震災の前年に宮城県石巻市などで撮影。昭和18年を舞台に、両親と死に別れ孤児になった主人公・アキオ(吉井)がさまざまな出会いと別れを繰り返し、「お菓子」を心の糧にして戦中・戦後の時代を生き抜いていく様子を描く感動作。
吉井は「宮城の人は温かい炊き出しをご馳走してくれたり、エキストラとして出てくれたり、毎日元気をいただきました」と撮影を振り返り、震災後の9月28日に再び石巻を訪れた際には「前と変わっているところや変わっていないところがあって、皆さんの方が大変なのに、頑張ってねとか、応援してるよって励ましてくれました」と真摯に語った。地元の人々の温かい励ましを受け、「いろんな人に見ていただけるようになれば、恩返しになるんじゃないかと思っています」と大人顔負けの決意を語っていた。
2011/10/24