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ジャッキー・チェン、香港から出演100作目をアピール「若い人たちに観てもらいたい」

 ジャッキー・チェン出演映画100作目の記念作『1911』(チャン・リー監督)の公開が29日より始まる香港で24日、ジャッキー、リー・ビンビン、ウィンストン・チャオら出演者が記者会見した。来月開催される『第64回東京国際映画祭』で来日予定のジャッキーは、日本のファンに向けても「この映画は歴史の映画なので、みなさん必ず見てください。若い人たちに観てもらいたい。(以下、日本語で)みなさん映画を応援してください。観てください。また日本でね」とコメントした。

映画『1911』に出演するジャッキー・チェン(右)、リー・ビンビン(中央)、ウィンストン・チャオ(左)

映画『1911』に出演するジャッキー・チェン(右)、リー・ビンビン(中央)、ウィンストン・チャオ(左)

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 同作は、近代中国の新たな道しるべとなった、1911年の辛亥革命を題材にした歴史超大作。100周年を迎える記念に、構想10年、製作費30億円をかけて製作された。中国本土では23日より公開中。日本は11月5日公開。

 ジャッキーは同作の総監督を務めながら、革命軍司令官・黄興(こうこう)役で出演。会見では、「セリフが難しくて、100年前だから今と言葉も違っているし、おまけに北京語で演技するのは大変だった。総監督として何をしたかってよく聞かれるんだけど、チャン・リー監督はすごく歴史に詳しいんだよ。彼にいろいろ教えてもらっていた感じかな(笑)」と話していた。

 黄興の妻を演じるビンビンは、「看護婦役だったのですが、亡くなった革命の戦士たちを海辺で抱きかかえて泣くシーンがつらくて大変でした。撮影だけでも大変なのに、本当にこの革命を経験した100年前の女性たちのことを思うと、今の平和と今日という日を大事にしなくてはいけないと思いました」と語った。コン・リー、チャン・ツィイーに続き海外進出がささやかれるアジアン・ビューティー。ジャッキーとともに来日予定。

 翌25日には香港島のワンチャイにある香港コンベンション&エキシビション・センターにて、チャリティ・プレミアも開かれた。チャオは“中国革命の父”孫文(そんぶん)を演じた台湾の国民的スターで、『宋家の三姉妹』『孫文−100年先を見た男−』などの映画をはじめ、TVドラマも含め何度も孫文を演じており、「革命の偉大な人物を演じられることは本当に光栄だと思う」と話していた。

【動画】映画『1911』予告編⇒


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