歌舞伎俳優の市川海老蔵が26日、都内で行われた主演映画『一命』(三池崇史監督)のレッドカーペットセレモニーおよび完成披露舞台あいさつに出席した。海老蔵は「私事ですが、ご心配をおかけし、大変申し訳ございませんでした」と、無期限謹慎に発展した騒動を改めて謝罪。「たくさんの方からご叱咤とご声援をいただき、感謝しています。今後は新たな気持ちで精進していく次第です」と頭を下げた。 セレモニー中は一切声掛け禁止という厳戒態勢のなか、歌舞伎ファンから「成田屋」という屋号や「11代目!」という声援が飛び、これには海老蔵もニッコリ。作品にちなみ、命を懸けるものを問われると「ありきたりですが、家族とか歌舞伎が大事だと思う」と語り、観客の拍手を浴びた。
2011/09/26