女優の中越典子が20日、都内で行われたCBC開局60周年記念スペシャルドラマ『初秋』(CBC・TBS系)の製作発表会見に出席した。脚本も手がけた原田眞人監督の作品に初出演した中越は「いろいろ怒られるんですが、自由にさせてくださって、映画作りの魅力を感じました」と振り返り、「これから大丈夫かなって思うくらい、人生を変えてしまうような、あまりに刺激的で貴重な時間だった」と役者としての新境地を語った。
同ドラマは作家・井上靖の『凍れる樹』を原作に、「第35回モントリオール世界映画祭」で審査員特別グランプリを受賞した映画『わが母の記』(2012年公開予定)の兄弟作品として制作。原田監督と役所広司による6作目のタッグとなる。監督は役所の魅力について「守備範囲の広さと、映像を編集しているときに『こんなことをしてたのか』っていう発見がある。すると、監督としては『この人すごい!』って離れられなくなるんです」。
男手ひとつで育ててきた一人娘を嫁がせたあと寂しさと葛藤する父親が、旧友に会いに出かけた京都で出会った謎の女性との夢のような愛の物語を描く。親子ほどの年齢差の男女の恋愛を展開する原作に、原田監督は「加藤茶じゃないけど、“年の差ロマンス”が今改めて脚光を浴びているし、今の時代に通じると思った」と自信をのぞかせた。
中越は、役所との“年の差カップル”を演じ「恐縮しましたけど、遠慮せず飛び込ませていただきました。持っている空気が周りと違う気がして、その中に入れてもらえるのが不思議な感じでした」とメロメロの様子。一方の役所は、中越とは出身地が近く親近感が沸いたといい、「私では現実にはありえないけど……。現場では加齢臭が出ないように気をつけました」と“紳士的”な気遣いを明かし笑わせていた。
ドラマ『初秋』は10月8日(土)午後3時より放送。
同ドラマは作家・井上靖の『凍れる樹』を原作に、「第35回モントリオール世界映画祭」で審査員特別グランプリを受賞した映画『わが母の記』(2012年公開予定)の兄弟作品として制作。原田監督と役所広司による6作目のタッグとなる。監督は役所の魅力について「守備範囲の広さと、映像を編集しているときに『こんなことをしてたのか』っていう発見がある。すると、監督としては『この人すごい!』って離れられなくなるんです」。
男手ひとつで育ててきた一人娘を嫁がせたあと寂しさと葛藤する父親が、旧友に会いに出かけた京都で出会った謎の女性との夢のような愛の物語を描く。親子ほどの年齢差の男女の恋愛を展開する原作に、原田監督は「加藤茶じゃないけど、“年の差ロマンス”が今改めて脚光を浴びているし、今の時代に通じると思った」と自信をのぞかせた。
中越は、役所との“年の差カップル”を演じ「恐縮しましたけど、遠慮せず飛び込ませていただきました。持っている空気が周りと違う気がして、その中に入れてもらえるのが不思議な感じでした」とメロメロの様子。一方の役所は、中越とは出身地が近く親近感が沸いたといい、「私では現実にはありえないけど……。現場では加齢臭が出ないように気をつけました」と“紳士的”な気遣いを明かし笑わせていた。
ドラマ『初秋』は10月8日(土)午後3時より放送。
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2011/09/20