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“オネエ住職”が人生相談の修羅場を書籍化 〜不倫、近親相姦、SEX依存症を過激に綴る

 バラエティ番組に出演し、辛口アドバイザーとして注目を集める“オネエ住職”こと水無昭善が、人生の指南書『仏母のこころ』(小学館)を先月発売した。「本当の“幸せの見つけ方”を教えてあげるわ!」と帯がかかる同書は、自身が過去に受けてきた人生相談をいくつか紹介し、そこから生きるヒントを導くといった内容。しかし、挙げた事例は不倫から親子の近親相姦、また快楽主義なSEX依存症の話など、仏の道に通じる住職が語っているとは思えない過激なものばかり。テレビでも歯に衣着せぬ物言いで世間を驚かせたが、「非難も覚悟の上」と言い切る同書でもまた、大きな話題を集めそうだ。

“オネエ住職”こと水無昭善が発表した“幸せ”の指南書『仏母のこころ』(小学館)

“オネエ住職”こと水無昭善が発表した“幸せ”の指南書『仏母のこころ』(小学館)

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 水無住職は「日々さまざまな切実な相談を受けているうち、『信じられない相談』が増え、日本人の心が壊れていっているのでは…と、真剣に心配になりました」と心情を吐露。オブラートに包んだ言葉で綴った“マイルドな励まし本”ではなく、本当に救いを求める心に応えるために、「実際の相談例を挙げながら、『本当の幸せ』『生かされる意味』について綴りたい」と、今回の出版を決意したという。過激な事例や言葉を使うのには抵抗もあったが「非難も覚悟の上」と言い切る。

 2年前、お昼のバラエティ番組で“オネエ過ぎるお坊さん”として登場したことを機に、メディアへの露出が一気に増えた水無住職。プロローグ『私のこと』で始まる同書は、まず「テレビでの“キツい坊主”」から始まり、タイトルの『仏母』の意味について解説する。そして、家庭内の秘密や恋愛相談、また「働きたくない病」に、嫁姑問題など、ありとあらゆる事例が全6章に渡り紹介されていく。

 しかし、水無住職は読者の気を引くために過激な事例を並べているのではない。「人は本当の幸せの意味を知らないで生きています。この世に生まれ、いろんな『おかげさま』に支えられて毎日生きている。それ自体がすんごい幸せであることに気づいたら、人生に転換が起きます」と、読者に語りかける。また、「たくさんの年代の人に読んでもらって、この“へたれな日本”を元気に前向きに立ち上がらせてほしいわ!」と、オネエらしい言葉でメッセージを送る。

 同書の発売を記念し、今月10日に東京・福家書店新宿サブナード店にて『「仏母のこころ」発刊記念 水無昭善握手会』を午後2時より開催。もちろん、住職にとって握手会は人生初のイベントであり、ここでも“水無流”のもてなしを用意しているという(※詳細は 福家書店公式サイトにて)。

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