今年2月にCDデビューした戦場カメラマン・渡部陽一が第2弾朗読CD『Father’s Voice』を10月19日に発売することが明らかになった。本作は渡部自らの経験をモチーフに、ジブリ作品などの作詞を手がける詩人・覚和歌子(かく・わかこ)、現代詩の第一人者・谷川俊太郎が作詩で参加、作品を盛り上げる音楽はJ-POPのプロデュースなどを中心に活躍している青柳誠が担当するなど、朗読の枠を超えた作品が完成した。 本作を聴いたタレントの千原ジュニアは「ふと、もしかしたら神様は渡部さんみたいな声をしてるんじゃないかと思いました」とコメント。詩人の谷川も「渡部さんの朗読を聞いていると、声の源は言葉ではない、魂なのだと思う。その声は私たちの日々の暮らしを貫いて、ゆったりと流れる川のようだ」と共に渡部の持ち味である声を称賛した。
2011/09/02