オードリー・ヘプバーン主演で映画化もされたミュージカル『マイ・フェア・レディ』の原作として知られる戯曲『ピグマリオン』で、若手俳優・市川知宏(19)が初舞台で初主演に抜てきされた。2009年のドラマデビュー以降堅調にキャリアを重ね、今年ACジャパンのCMでは草食系ならぬ“知層男子”として話題を集めた市川だが、今回の舞台では“ドSキャラ”の教授役で新境地を拓く。ORICON STYLEのインタビューに「機械的な人間だと思っていたら、演じていくうちに人間らしさも見えてきました」と語る市川。「“取りあえず言うことを聞け”というドSキャラですが、どんどん面白くなっています」と手応えを感じているようだ。 市川演じるヘンリー・ヒギンズ教授は、過去に高島忠夫、宝田明、村井国夫など名だたる“東宝スター”が演じてきた大役であり、ヒロインの花売り娘・イライザを一流のレディに育て上げる、いわば人生の先導役。自分の頭の良さを自覚し、周囲を見下したような態度を見せるヒギンズを初舞台の市川が演じるには、余りにも若い。尻ごみをする気持ちもあるのかと思いきや「あまり意識しないようにしています。前作を意識して気負うよりも、別物としてやっていこうと思っています」と、座長として決意を固めたようだ。
2011/08/17