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『相棒』、節目の“season10”が10月より放送 〜ミッチー演じる神戸の過去も明らかに

 俳優の水谷豊及川光博が出演する人気シリーズの最新作『相棒season10』(毎週水曜 後9:00 テレビ朝日系)が10月より放送されることが11日、わかった。節目となるシリーズ10作目に杉下右京役の水谷は「相棒が始まった頃、シーズン10を迎えるとは夢にも思っていませんでした。もちろん、いつものように神戸尊君と全力で事件解決に向かいます」と喜びを語る。最新シリーズでは、及川演じる神戸の秘められた過去も明かされ、さらに同作での出会いがキッカケで女優・檀れいと“相棒婚”で話題をさらった神戸尊役の及川も「いよいよですね!? 神戸尊の知られざる過去、そして新展開にワクワクしています! 全力をつくします!!」と、並々ならぬ情熱を燃やしている。

待望の新シリーズ『相棒season10』の放送が決定 ※写真は、season9より

待望の新シリーズ『相棒season10』の放送が決定 ※写真は、season9より

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 前回の『season9』は、平均視聴率がシリーズ初の20%超えとなる20.3%、今年2月23日放送の第16話「監察対象杉下右京」ではシリーズ最高の平均視聴率となる23.7%を記録するなど、衰えぬ人気ぶりを証明。昨年末に公開された映画『相棒―劇場版II―警視庁占拠!特命係の一番長い夜』では、ドラマシリーズでもおなじみの主要キャストに変化が訪れ、今作にも大きな影響を与えている。

 杉下の敵であり、ときに味方でもあった警察庁の大物幹部・小野田公顕(岸部一徳)が劇場版で壮絶な死を遂げ、組織や体裁は気にせず一貫して己の正義を貫いてきた右京にとっては後ろ盾をなくした状態。今作では自らの信念を貫きながら天才的頭脳を駆使しての名推理で事件捜査の限界に挑戦していく。

 『season7』最終回に警察庁の上層部からの密命を受けて警視庁・特命係に配属された及川演じる神戸。続く『season8』の最終回では、警察庁の壮大な構想により特命係に配属されていた“真実”を知って警察庁に戻ることを自ら拒否。特命係に籍を置いて右京と捜査をともにすることを選んだ。『season9』では、ぎこちなかった右京とのコンビも磨きがかかり、今作では第1話から神戸の過去が詳しく明かされていくことになる。

 『相棒』といえば、右京&神戸コンビのほかに2人を取り巻く濃いキャラクターたちも魅力のひとつ。たびたび特命係を目の敵にする捜査一課の3人(川原和久・大谷亮介・山中崇史)や特命係に協力的な鑑識・米沢(六角精児)、暇を持て余すお隣の組対五課の課長・角田(山西惇)など、クスッと笑える愛すべきキャラクターたちの活躍は今作でも健在だ。松本基弘ゼネラルプロデューサーは最新シリーズについて「より多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、一作一作心をこめて作ります、ということです。それが10まで支えてくださった皆さんへの誠意だと思っています」と、初心を忘れず『相棒』の世界観を損なわない作品の提供を約束した。

 初回は2時間SPで午後8時より放送。また前作『相棒season9』のブルーレイとDVDも10月19日(水)に発売される。ブルーレイ化はドラマシリーズで初となり、特典映像には右京や神戸ら『相棒』キャストが出演した『徹子の部屋』での模様などが収録される。

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