俳優の織田裕二が2日、外交官・黒田康作役で主演した映画シリーズ最新作『アンダルシア 女神の報復』(公開中)のヒット報告で、東京・六本木のスペイン大使館を表敬訪問した。今年1月から約1ヶ月間スペインロケを敢行した織田は「撮影は大変でしたが、スペインの人や町の協力があってできたことなので、感謝しています。映画とは少し離れていたけど、こうやった形で会えて光栄」と、“外交官”としての任務をこなして笑顔をみせた。 西谷弘監督と共に、ミゲル・アンヘル・ナバーロ・ポルテラ駐日スペイン大使と謁見した織田は「映画を観てくれた辛口の友達が、手放しで『素晴らしい』『よくやった』と言ってくれてビックリした。CGじゃなく、実際に車をぶつけたり、原始的な演出が良かったのかな。映画人として、スペインの方と一緒になって情熱を傾け、言葉を超えて通じ合えたのが通じたのかな」と充実ぶりを報告。西谷監督も「100人ほどいたスタッフの半数がスペイン人の方で、その協力があってできた作品」と感謝した。
2011/08/02