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【ベネチア映画祭】Jホラーの巨匠・清水崇監督が3年連続参加決定 「イタリアを震撼させて」

 Jホラーを世界中に知らしめた『THE JUON/呪怨』の清水崇監督最新作『ラビット・ホラー3D』が、現地時間8月31日より開催される『第68回ベネチア国際映画祭』(9月10日まで)のオリゾンティ・ミッドナイトガラ部門に正式出品されることが決まった。この知らせを受けて、主演女優の満島ひかりは、「“行ってらっしゃい”と胸を張って送り出したい」。共演の俳優・香川照之は「ホラーなのにどこまでもファンタジックな清水崇のいびつな世界観が、イタリアの美島を震撼させる様をぜひ見届けたい」とコメントを寄せた。

映画『ラビット・ホラー3D』の撮影現場で、清水崇監督(左)と主演女優の満島ひかり (C)「ラビット・ホラー」製作委員会2011

映画『ラビット・ホラー3D』の撮影現場で、清水崇監督(左)と主演女優の満島ひかり (C)「ラビット・ホラー」製作委員会2011

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 清水監督は2009年、「最もクリエイティブな3D映画」を選ぶ「プレミアム・ぺルソール 3-Dアワードセレモニー」が同映画祭に初登場した際、プレゼンターとして登壇。昨年は、3D映画部門にあたる「べネチア3Dアワード」の審査委員長を任され、自身の監督作品『戦慄迷宮3D』(2009年)が招待作品として上映されたほか、新作『ラビット・ホラー3D』のワールドプレミアとなるフッテージ上映も行った。3年連続の参加に「ホラー作品ばかりの僕が、3年連続で世界3大映画祭のベネチアに呼んでいただけるとは驚き」と語っている。

 ベネチア映画祭の常連になりつつあることに、清水監督は「アナログ人間の僕がたまたま3D映画を作った事も含めて、何だか妙な縁を感じています。昨年、海岸沿いのレッドカーペットを歩いたへんてこなウサギが、今年は“家族の絆がもたらす恐怖”をお届けします」と自信をのぞかせた。

 同映画祭にある4つのオフィシャル部門(コンペティション、アウト・オブ・コンペティション、オリゾンティ、新作イタリア映画)があり、オリゾンティは先鋭的もしくは革新的な作品を上映する部門で、三池崇史監督や塚本晋也監督、園子温監督などの日本人監督の作品も過去に出品されている。今回の出品によって、同作はオリゾンティ賞、オリゾンティ審査員特別賞を受賞する可能性がある。

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  • 映画『ラビット・ホラー3D』の撮影現場で、清水崇監督(左)と主演女優の満島ひかり (C)「ラビット・ホラー」製作委員会2011
  • 映画『ラビット・ホラー3D』に出演する香川照之 (C)「ラビット・ホラー」製作委員会2011

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