今月19日に肺炎のため亡くなった俳優・原田芳雄さん(享年71)の告別式が22日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれ、中村玉緒、桃井かおり、佐藤浩市ら著名人や関係者のほか、一般弔問客500人を含む約1300人が参列した。喪主を務める長男でミュージシャンの原田喧太は「原田芳雄の肉体は終焉を迎えますが、作品と魂は永遠に生き続けます。最後に、祭りごとが大好きな親父だったので、3本締めで締めたいと思います。原田芳雄の役者人生にお手を拝借」と述べ、手拍子が響き渡った。
原田喧太は「『こんな商売をやらせてもらってるから、遊ばないと失礼じゃないか』という言葉が残ってる。どんなことも真正面からぶつかり、遊んできた姿で、こんなにも仲間や家族ができた」とあいさつ。弔辞は40年来の付き合いを持つ親友で俳優の石橋蓮司と日本テレビ出身のフリーディレクター・石橋冠氏が述べた。
出棺時には拍手とすすり泣きが起こり、大好きな“家族”に見送られるなか、2008年2月29日のバースデーライブ音源の原田さんの「サンキュー!」という声が響き渡っていた。棺には、10数年通っていた和歌山・新宮市のお燈祭りの白装束、年末の恒例行事の餅つきに着ていたハッピ、思い出の品々が納められた。
以下は参列した著名人の主なコメント。
◆佐藤浩市
「原田さんの状態はわかっていたから、(『大鹿村騒動記』での収録は)負担をかけないようにみんなで頑張ろうと言い、僕らはヘコまないようにしてた。結果的に、とても濃厚な撮影の2週間になったと思いました。人間という関係性をすごく大事にしてた。芳雄さんみたいな生き方はできない。ああいう人は、これからも出ないように思います。今でも(原田さんに対して)言葉は紡げないです」
◆江口洋介
「僕たちと比べて激動の時代を、俳優として生きてきた方。僕たち後輩にも同じ目線で語りかけ、いつでも全開。手を抜かなかった。芳雄さんには『遊べ。芝居を真剣にやるな』と深い意味を持つ言葉をもらった。まだ死んでませんから。あの人が見せてくれた生き方をそれぞれが繋げていきます。今はゆっくり休んでください。今は見送るだけ。まだ言葉が出てこないですから」
◆永瀬正敏
「プライベートでの交流はなかったけど、現場ではこんな僕を良くしてくれた。僕の年代の役者にはすごい影響を与えた人。僕らがいるのは、原田さんがいていただいたからこそ。映画に対してものすごく紳士で、真剣に向き合う様は、役者として以外にも学ぶことがあった。もっと共演したかった。また原田さんの空気に包まれたかった」
◆板尾創路
「10年前に映画『ナイン・ソウルズ』で共演しました。まさかこんなに具合が悪いとは知らなかった。僕が素人の時は憧れで、この仕事してからは凄く尊敬して、ここ何年かでは嫉妬してました。存在感、スクリーンで見る原田芳雄さんはすばらしかったので。映画で共演した時、凄く褒めていただいて、それが自信になりました。自分の映画にも出てもらいたくて、しつこくお願いしていたんですが、こんな状況とは知らず、気を遣わせてしまったなと思います。落語家の師匠の役をやってもらいたかったんです。ピッタリだと思ったので」
原田喧太は「『こんな商売をやらせてもらってるから、遊ばないと失礼じゃないか』という言葉が残ってる。どんなことも真正面からぶつかり、遊んできた姿で、こんなにも仲間や家族ができた」とあいさつ。弔辞は40年来の付き合いを持つ親友で俳優の石橋蓮司と日本テレビ出身のフリーディレクター・石橋冠氏が述べた。
以下は参列した著名人の主なコメント。
◆佐藤浩市
「原田さんの状態はわかっていたから、(『大鹿村騒動記』での収録は)負担をかけないようにみんなで頑張ろうと言い、僕らはヘコまないようにしてた。結果的に、とても濃厚な撮影の2週間になったと思いました。人間という関係性をすごく大事にしてた。芳雄さんみたいな生き方はできない。ああいう人は、これからも出ないように思います。今でも(原田さんに対して)言葉は紡げないです」
◆江口洋介
「僕たちと比べて激動の時代を、俳優として生きてきた方。僕たち後輩にも同じ目線で語りかけ、いつでも全開。手を抜かなかった。芳雄さんには『遊べ。芝居を真剣にやるな』と深い意味を持つ言葉をもらった。まだ死んでませんから。あの人が見せてくれた生き方をそれぞれが繋げていきます。今はゆっくり休んでください。今は見送るだけ。まだ言葉が出てこないですから」
◆永瀬正敏
「プライベートでの交流はなかったけど、現場ではこんな僕を良くしてくれた。僕の年代の役者にはすごい影響を与えた人。僕らがいるのは、原田さんがいていただいたからこそ。映画に対してものすごく紳士で、真剣に向き合う様は、役者として以外にも学ぶことがあった。もっと共演したかった。また原田さんの空気に包まれたかった」
◆板尾創路
「10年前に映画『ナイン・ソウルズ』で共演しました。まさかこんなに具合が悪いとは知らなかった。僕が素人の時は憧れで、この仕事してからは凄く尊敬して、ここ何年かでは嫉妬してました。存在感、スクリーンで見る原田芳雄さんはすばらしかったので。映画で共演した時、凄く褒めていただいて、それが自信になりました。自分の映画にも出てもらいたくて、しつこくお願いしていたんですが、こんな状況とは知らず、気を遣わせてしまったなと思います。落語家の師匠の役をやってもらいたかったんです。ピッタリだと思ったので」
2011/07/22