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オフィシャルストアの棚がスカスカ? グッズ売上から見るラグビー熱の広がり

 日本代表の1次リーグ3連勝という快進撃で、日本中が熱く盛り上がっているラグビー・ワールドカップ(W杯)。その熱は、ラグビーファンだけでなく一般層にまで広がり、観戦チケットは日本戦以外もほぼ完売となっているほか、テレビ視聴率は10月5日の『日本×サモア』が32.8%、同日の『イングランド×アルゼンチン』も12.7%を記録(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。一大ムーブメントと呼べるほどの社会現象となっている。

アイルランド戦のあとに売り切れになる商品が続出

 そうしたなか、そんなラグビー熱の盛り上がりを如実に反映しているのが、オフィシャルライセンス商品のセールスだ。新宿や羽田空港のオフィシャルストアでは、W杯の開幕とともに日本がロシアに勝利すると、ストアの棚からは商品が軒並み消え去った。もちろん翌日には商品が補充されているのだが、そのスカスカの棚の写真がSNSなどで話題になった。

 ラグビー日本代表の商品化権を預かるライセンス事務局との契約に基づき、ラグビー日本代表の商品化の窓口を担うソニー・クリエイティブプロダクツは、ジャージーなどの一部商品を除いたオフィシャルライセンス商品の企画に関わり、現在展開中の商品数は600種類を超える。さらに、それらの商品を取りまとめて扱うオフィシャルストアの展開もしている。同社チーフプロデューサーの西岡敦史氏は、17年6月に商品化をスタートしてから今年のW杯前哨戦を経て、その人気の盛り上がりを肌で感じてきたものの、本戦での日本代表の活躍によって事前の予測を大きく上回る動きになったとする。

「ロシア戦後、オフィシャルストアの棚がスカスカになり、翌週のアイルランド戦のあとはさらに飛ぶように売れて、売り切れになる商品が続出しました。店としては残念な見え方になるほど一気に商品が売れました。日本が勝利するたびにグッズのニーズがぐっと上がるため、毎週、日本戦前後で同じストアとは思えないほど売場が変わってしまいます」(西岡氏)

 グッズを提供するメーカーは30社以上。同じアイテムでも複数のメーカーと契約があり、一時的に完売となったグッズも随時補充されているため、売り切れのままになっているわけではない。それでも、毎週拡大していくその動きの大きさは想定外だったようだ。

決勝トーナメント進出に備えて“緊急企画商品”準備中

 人気アイテムは、やはり定番のタオルという。応援で振ったり、国旗やマントがわりに羽織ったりと、使い勝手のよさとそのデザインが人気になっているようだ。また、スヌーピーやハローキティ、リラックマなどのキャラクターとのコラボグッズは、女性や子どもなどコアファン以外の一般層に人気で、競技場でも身につけているファンが多い。

 こうしたキャラクターコラボグッズのほか、「ラグビー日本代表チップス」といったお菓子などの食品関係は、オフィシャルストア以外の販路が広く、ムーブメントの加熱とともに販売店からの注文が右肩上がりで増えているという。

 一方、公式オンラインショップのほうは、人気アイテムのなかには完売になっているグッズもあるが、その売上推移を見ると、W杯開幕前後では倍以上に売上が伸びており、その後も週末ごとに大きな山ができ、平日の売上も日を追う毎に大きくなってきている。日本代表の決勝トーナメント進出への期待の高まりとも捉えられそうだ。

 西岡氏によると、日本代表の決勝トーナメント進出に備えて、すでに“ラグビー日本代表チームの躍進を象徴する商品”をライセンス事務局とともに緊急準備中という。さらにその先の商品企画も見据えているようだ。

 社会的に大きく盛り上がっているラグビーW杯。その一翼を担うオフィシャルライセンス商品だが、この先も緊急発売アイテムや記念グッズなどまだまだラグビーシーンの隆盛を底上げしてくれそうだ。

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提供元: コンフィデンス

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