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小芝風花、真面目すぎて損? 代表作との出会いと真面目を貫いて輝き出した個性

 良質な作品を生み続けるNHKドラマ10(金曜22:00〜)の『トクサツガガガ』で、連ドラに初主演している小芝風花。同ドラマはオリコンのドラマ満足度調査「ドラマバリュー」で、初回56Ptから第2話で79Pt(100Pt満点)へと急上昇。今期ドラマのなかでも高い支持を集めている。これまで多くのドラマや映画に出演しつつも、優等生的なキャラクターゆえ飛び抜けた存在感は示せず、トップ女優にまで至ってなかった小芝。だが、演技にコミカルな味付けも加わって、役に真摯に取り組む姿勢が実を結びつつある。

いまひとつブレイクへの波に乗れなかったデビュー初期

 大阪出身で現在21歳の小芝は、中学生だった2011年、武井咲の妹キャラクターを選ぶ「ガールズオーディション」でグランプリを獲得。『息もできない夏』(フジテレビ系)で女優デビューし、2013年にはスタジオジブリのアニメで知られる『魔女の宅急便』の実写映画版で主人公のキキを演じた。

 しかし、映画は興収5億円に届かず、話題性のわりに不振に終わる。その後に出演したドラマも視聴率がふるわなかったりと、清楚な佇まいや愛らしいルックスも持ち合わせながら、いまひとつブレイクへの波に乗れなかった。

 彼女の人柄はとにかく真面目。小さい頃から母親に電車内や食事などのマナーを厳しく躾けられたそうで、学生時代は「校則で制服のスカートを折ったらいけなくて、実際には先生もそこまで見てなくても、折るのは罪悪感がありました」という。

 芸能界に入る前はフィギュアスケートに打ち込んでいてストイックさも持ち、演技でも事前に練習を重ね、出来上がった作品を観ては「全然ダメだ」と反省していたそう。「真面目すぎて損と言われますけど、満足したらそれまで。この性格で良かったと思います」と話していたこともあった。

平均点は高いが突出してない優等生タイプ

 そんな努力家のうえ、朗らかで人当たりも良く、スタッフや関係者の好感度は高い。反面、与えられる役も真面目なキャラクターが多く、19歳の頃に生徒役でなく先生役が続いたりもした。ストーリー上は目につく行動が少なく、あまり印象に残らない結果になりがちだった。

 芸能界では演技、ルックス、個性といったスペックの平均点よりも、最高点が重要。すべてが70点より、平均は50点でも何かひとつが120点といったタイプのほうが脚光を浴びやすい。新人募集に際し「不良を歓迎する」と広言する大手事務所の幹部もいた。その点で言えば、小芝は平均点は高いが突出してない優等生タイプだった。

 2016年にはNHK朝ドラ『あさが来た』に、波瑠が演じたヒロイン・白岡あさの娘の千代役で出演。『あまちゃん』の有村架純らのように、朝ドラの脇役からブレイクする大チャンスだった。実際に認知度は高まったが、『あさが来た』から飛躍したのは、千代の友人・田村宜役の吉岡里帆だった。

 劇中で千代は仕事に忙しい母親に反発し、良妻賢母の伯母を慕う、やはり真面目な役。宜のほうはメガネをかけて自分を“ボク”と言い、あさを尊敬して押しかけるように秘書見習いになるという起伏に富んだ役で、千代より少ない出番ながらインパクトを残した。小芝と吉岡自身を比べても、万人受けする小芝に対し、吉岡は女性受けは良くないとされながらも男性の支持は圧倒的で、やはり突出タイプが先んじた形だ。

提供元: コンフィデンス

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