沢村一樹が語る“月9主演”の覚悟「批判は受け止めるが媚びない」
視聴者の厳しい声は、ドラマを観てくれているから「むしろありがたい」
「月9の主演は今回が初めてで、厳しい声が僕に向けられるのも覚悟しています。ですが面白いなと思うのは、痛烈な批判をしている方たちがちゃんとドラマを観てくれていること。これはありがたいことです。批判の声はすごく正直な面もあるので、しっかり受け止めようと思いつつ振り回されてはダメだという思いも。スタッフさん、そして僕ら俳優陣は、“とにかく面白いものを”と挑んでいます。そこの核は絶対にブレないほうが良いので、批判の声に媚びることなく作っていきたいです」
目指すのは月9ならではの刑事ドラマ 本作が業界全体の刺激になれば
ドラマの撮影をしながら、“時代の変化”も感じているという。
最後にメッセージをもらった。
「この刑事ドラマは恋愛色がないし、日本ではまだ実在していないシステムを扱っているので従来の刑事ドラマの定石を踏襲できない難しさもあります。そんな挑戦的な作品ですので、それ自体がテレビ業界全体の刺激になったら嬉しいですし、本作がテレビドラマ全体のカンフル剤になるよう、しっかりと作っていけたらと思います」
文/衣輪晋一
(週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』7/30号より)
フジテレビ系 毎週月曜 21:00〜
出演: 沢村一樹、横山裕、本田翼、柄本時生、平田満、伊藤淳史、上戸彩(特別出演)ほか
(C)フジテレビ