■前回までのあらすじ
整形していることを知っても態度を変えることがない彼。そんな自分を好きと言ってくれる人がいると知り、心が生き返ってくるように感じたのだが…。
「一緒についてきてほしい」という彼だが…
結婚や転職をするわけでもないのに『仕事を辞める』という考えは私の中にはありませんでした。そして摂食障害の療養も必要ないと思っていたのです。なぜならいままで高校も大学も社会人の3年間も、ずっとその状態でも頑張れていたのだから、いまさら休養するなんて甘えた考えだと思いました。
また、この仕事は今までずっと目指してきた職でした。ただ「私」が目指していたのか、「母」が就かせたかったのか、「母の希望に応えなければならない」と思ったのかは、もう心の中で複雑に絡みあっていて、自分でもよくわかりませんでした。
その職に就くためのどんな理由があったとしても、ずっと目指していた職には変わりありません。それをそんな簡単に「辞めればいい」と言われ、職や私自身の人生を軽視されたような気がして、ショックでした。
※次回に続く「親に整形させられた私が、母になる」(全78話)は1日2回更新!
※この物語は作者の経験を基に、一部編集しています
※今回の体験記に記載された症状や対処法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。また、適切な時期に医療機関に受診することをお勧めします。