■前回までのあらすじ<母が語る物語>
周りから見下されてると感じ、わが子を偏差値の高い学校に進学させることに…。
大切な娘なのに受け入れられない…
子どもの評価は親の評価となる
悲惨すぎる娘に親がしてあげられることは
母は失敗を極度に恐れる人でした。失敗したら影で嘲笑われる、見下される、と思ってしまっているようでした。もちろん見下したり嘲笑う人もいるとは思いますが、「嘲笑われたからって別にいいのに…」と今の私なら思えますが、母はそうは思えない、心の弱い人だったのだと思います。
自分が弱いからこそ、傷つきたくない。
傷つかないためには、娘に失敗してもらっては困る――。
母がどこまで自分の気持ちを深くまで考えていたかはさだかではありませんが、今になって考えるとこう思えるのです。
母は心が弱いからこそ、世間の評価が良いものを身にまとわせ、強くしていく必要があったのだと思います。きっと母も、祖父母から、私と同じような子育てをされてきたのだと思います。だから自分に自信がなく、弱くなってしまった…。世代間連鎖だったのでしょうか。
私も今でこそ心が強くなってきましたが、当時は母の考え方が当然で、世の中の道理だと思っていました。
※次回に続く「親に整形させられた私が、母になる」(全78話)は1日2回更新!
※この物語は作者の経験を基に、一部編集しています
※今回の体験記に記載された症状や対処法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。また、適切な時期に医療機関に受診することをお勧めします。