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ドラマ『ノーサイド・ゲーム』出演者インタビュー「がんばれ!アストロズ」(10)眞栄田郷敦さん


眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)2000年1月9日生まれ。米ロサンゼルス出身。幼少期を米国で過ごし、中学入学時に日本に移る。2019年映画「小さな恋のうた」で映画デビュー。12月には映画「午前0時、キスしに来てよ」が公開になる。

いよいよ15日に最終回を迎える日曜よる9時からのTBSドラマ『ノーサイド・ゲーム』。ラグビーという難しい題材に真正面から挑んだ制作陣、そして出演者たちには心から「感動をありがとう」と伝えたい。

特に一切の妥協を許さない圧巻のラグビーシーンは、ラグビーファンはもとより、これまでラグビーに関心のなかった層にも十分にその魅力が伝わるものだった。

本連載「がんばれ!アストロズ」も今回が最終回となる。そこでアストロズ勝利のカギを握るスタンドオフの七尾圭太演じる眞栄田郷敦さんにドラマにかける思いを語ってもらった。

――郷敦さん演じる七尾は、大学時代に挫折し、ラグビーを諦めたものの、大泉(洋)さん演じる君嶋や、アストロズのメンバーに触発されて再びラグビーに挑戦する役です。演じてみた感想は?

帰国子女であることや、挫折を経験しているところは七尾と僕の共通点だと思います。僕自身、中学からずっとクラシックサックスのプロをめざしていたんですが、挫折して夢を諦めた過去があるので、七尾のくやしさや葛藤、すごくよくわかりました。
奇跡的な出会いがいろいろあって僕はいま、役者の仕事をやらせていただいていますが、七尾が再び大好きだったラグビーの道に進むっていう気持ちもすごくわかります。逆に、オフィスにいるときのちょっとヌケているというか(笑)、そんな部分は自分にない部分なので、新鮮です。演技する上で新しい引き出しが増えました。

――実際の郷敦さんはどんな性格なんですか?

僕はどちらかというと慎重派。1個1個確認しながら、大丈夫、大丈夫、って自分で納得しながら積み重ねていくタイプです。

――七尾役を射止めるために、かなり体重を増やしてオーディションに挑んだとか?

1回目のオーディションのときにはめちゃくちゃまだ細くて、周りの人の大きさにびっくりしました(笑)。これは体を作らないとやばいぞと思い、そこから2回目のオーディションまでに10キロくらい体重を増やしたんです。
そこからまた徐々に増やしていっていまは、トータルでプラス18キロほどです。映画の撮影(12月公開「午前0時、キスしに来てよ」)の後半からちょっとずつ増やしていたんですけど、衣装さんに洋服のサイズが合わなくなるって怒られました(笑)。

――どうやって体重を増やしていったんですか?

とにかく食べて、筋トレ。鶏肉とかプロテインとかタンパク質を多めにしつつ、炭水化物もプラスして、1日だいたい5000キロカロリーくらい摂ってました。筋トレもほぼ毎日。いま、人生で一番大きいです(笑)。...

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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