ちっちゃいことはどうでもいい
ジャガーのオープントップモデル「Fタイプ コンバーチブル」に、2リッター直4ターボエンジン搭載モデルが登場。ダウンサイジング化したジャガーにピュアスポーツカーを駆るよろこびはあるのか? 高速道路からワインディングロードまで、さまざまな道で吟味した。
“屋根なし”こそオリジナル
2013年に初めて登場したジャガーFタイプは、「コンバーチブル」だった。2座オープンボディーはオールアルミのモノコック。これはひょっとして“ジャガーの「ロータス・エリーゼ」”のようなクルマになるのか、と思ったら、1年後に「クーペ」が加わった。わざわざコンバーチブルと名乗るようになったのはそれ以来である。
ふつうオープンモデルというのは、クローズドボディーのあとから出る。上屋を取り払った分の剛性補強と、オープン機構の追加のために、車重は少なからず重くなる。
でも、青天井を楽しむぜいたくのためなら、仕方ない。といったあきらめは、Fタイプ コンバーチブルでは不要だ。グレードを問わず、車重はクーペより10kgしか重くない。さすがFタイプの“オリジナル”である。
今回試乗したのは、2018年からFタイプシリーズに加わった「インジニウム」エンジン搭載モデル。「Eタイプ」直系のジャガースポーツカーを2リッター4気筒で走らせる。試乗車はスポーティー仕上げの「Rダイナミック」(2018年型/1026万円)である。...