心地よさがうれしい
フルモデルチェンジした「スバル・フォレスター」に試乗。従来型と並べても「どっちが新しいの?」という感じの見た目に対して、新型パワーユニットやドライバーモニタリングシステムなど、中身には新機軸がてんこ盛り。伊豆のクローズドコースでその出来栄えをチェックした。
XVとの差異が明確に
スタイリングは従来型の正常進化。ボディー外寸にも大きな変化はない。さして代わり映えがしない、と思わせて、中身はすっかり新しいのが新型フォレスターである。
新世代プラットフォーム(車台)を適用し、エンジンも刷新した。先代は2リッターのクルマだったが、新型は新しい直噴2.5リッター水平対向を基幹エンジンに据え、3グレードに使う。一方、最上級グレードの「アドバンス」には電動機構付きの2リッターエンジンを用意した。旧型「XV」にあったハイブリッドに改良を加えた「e-BOXER」である。
フォレスターはワールドワイドで最も売れているスバルだが、日本での販売は、“都市型SUV”のXVに大きく差をつけられている。1.6/2リッターのXVとバッティングしないエンジンラインナップをそろえることで、フォレスターのポジションをより明確にする。6年ぶりのフルチェンジにはそんな意図も感じられる。
1週間にわたって国内外から報道関係者を集めたグローバルメディア試乗会は、伊豆修善寺のサイクルスポーツセンターで開かれた。2.5リッターとe-BOXER、そして比較用の旧型で1周4kmの自転車レース用ショートカットコースをそれぞれ2周+α、という限られた経験値だから、“雰囲気”くらいしかわからなかったが、多くの開発スタッフから生の声を聞くことができた。...