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フォルクスワーゲン・パサートTDIハイライン(FF/6AT)【試乗記】


長〜く乗りたいアナタに

最新世代の2リッターターボディーゼルエンジンを搭載した「パサート」が登場。国内への正規導入は20年ぶりとなるフォルクスワーゲン製ディーゼル車の出来栄えは? 高速道路と山岳路で、上級グレード「TDIハイライン」に試乗した。

電動化に大きく舵を切るフォルクスワーゲン

原稿を書こうという段になって大ニュースが飛び込んできた。ドイツ検察当局がアウディ会長を逮捕したと発表したのだ。フォルクスワーゲン(VW)のディーゼルエンジン排出ガス不正問題で証拠隠滅を防止するための逮捕だという。

この一件が発覚したのは2015年9月。すでにVWからは複数の逮捕者を出し、罰金も支払っているので、「なんで今ごろ」と思う読者がいるかもしれない。

ただ国内外の非自動車系メディアを見ていると、米国やEUのみならずドイツ国内からも政府の穏便な対応に不満の声が出ていたようだ。しかも昨2017年9月の総選挙で与党が議席を大きく減らし、メルケル政権の求心力が低下した。こうした背景が今回の逮捕劇に関係しているのかもしれない。

一方のVWは問題発覚の1カ月後、早くも電気自動車やプラグインハイブリッド車などの電動車両を主力としていく方向に舵を切っており、昨年9月には「2025年までにグループで80車種の電動車両を発売し、この分野で世界一になる」と宣言している。こうしたアピールも例の事件を過去の出来事と感じさせる要因だろう。

いずれにせよ、わが国のVWでは20年ぶりのディーゼル車として2018年2月に発表されたパサートTDIは、もう少し逆風を受けることになりそうだ。でも事件を受けてディーゼルの時代は終わりだと考えるのは早計である。...

提供元:webCG

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