• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
  • ホーム
  • 社会・経済
  • 武蔵野大学・島田徳子教授が説く、“異文化コミュニケーション支援”の方法

武蔵野大学・島田徳子教授が説く、“異文化コミュニケーション支援”の方法


「ダイバーシティ(多様性)」という言葉が、ビジネス社会で使われるようになって久しい。いまや、外国人をはじめとするあらゆる人がさまざまなスタイルで働くことが当たり前の時代だが、管理職によるマネジメントは、課題が多いようにも見受けられる。多様な人材を活かし、生産性を上げるためには、どのような点を重視すればよいか? 「フレッシャーズ・コース2027(*)」にも出演され、職場におけるダイバーシティ・マネジメントの研究を専門とする、武蔵野大学グローバル学部長・島田徳子教授に話を聞いた。(ダイヤモンド社 人材開発編集部、撮影/菅沢健治)

*内定者フォローツール 『フレッシャーズ・コース2027』

他者への理解は、自分が安心して生きていくため

拡大画像表示
拡大画像表示

いま改めて、この時代、なぜ、「ダイバーシティ(多様性)」の理解が必要なのだろう?

まず、島田教授は、「企業は生産性を上げ、そこで働く人たち一人ひとりが幸せに生きていけるよう、ウェルビーイングを高める必要があります。そのために、背景の異なる人たちと協働し、理解し合うことが不可欠なのです」と語る。

島田 「他者の靴を履く」という言葉もあります。相手の立場に立ち、相手を理解しようする「エンパシー」を指す表現として使われますが、他者を理解することは、SNSなどでの情報発信が盛んな現代社会において、すべての人にとって必要なスキルといえるでしょう。他者を理解することは、自分が安心して生きていくための土台となり、自分のためでもあるのです。

島田徳子 Noriko SHIMADA
武蔵野大学 グローバル学部長/教授

お茶の水女子大学文教育学部外国文学科卒業。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科日本言語文化専攻修士課程修了。東京大学大学院情報学環・学際情報学府文化・人間情報学コース博士課程単位取得後退学。博士(学際情報学)。日本アイ・ビー・エムでシステム・エンジニアとして勤務後、独立行政法人国際交流基金で日本語教育に従事。武蔵野大学グローバル・コミュニケーション学部特任准教授などを経て、2020年4月より現職。

多様な背景を持つ人材のなかで、外国人の就労者は、日本人との外見の違いがあることも多い。そうした外国人をはじめ、異なる文化や社会的ルールを持つ人と協働するうえで、職場の仲間が意識したいことは何か?

島田 いわゆる、「日本的な」対人関係のつくりかたの代表的なものとして、「空気を読む」という文化があります。無用な争いを避けることを優先するのは大きな強みである一方で、物事を曖昧にしがちでもあります。日本人同士の「暗黙の了解」は、異なる文化を持つ人とでは成り立たない場面もあるでしょう。私が学部長を務めるグローバル学部も、周囲の教員の方々は、まさにダイバーシティ。外国籍の先生とは暗黙の了解は通用しませんし、仕事の前提や経緯の確認を求められることもよくあります。多様な人々が働く職場では、言葉できちんと説明し、何かを聞かれたら適切に回答できるようにすることが必要だと、私は身をもって感じています。

また、コミュニケーションをまめにとることも重要です。私は、英文メールなどは面倒に感じて、つい後回しにしてしまいがちなのですが、苦手なことほど、面倒なことほど、すぐに対応するように心がけています。情報を開示しつつ、お互いの立場を理解し合いながら仕事をしていく。そうすることで、関係性の破綻は回避できると思います。...

提供元:ダイヤモンド・オンライン

オリコントピックス

求人特集

求人検索

  • オリコンニュースを優先ソースに追加してGoogle検索に頻繁に表示させよう