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【歴史に学ぶ】天才・王安石の意外な弱点…現代の管理職が陥る失敗ナンバー1


国家の危機に立ち向かった天才官僚・王安石。彼が打ち出した「新法」は、現代の企業経営にも通じる本質的な構造改革でした。しかし、どれほど理にかなった完璧な戦略であっても、猛烈な既得権益と組織の壁が立ちはだかります。「正しい」だけでは人は動かない。孤高の改革者はいかにして抵抗勢力と戦い、そして何に躓いたのか? 1000年前の歴史が現代のリーダーに突きつける、組織変革のリアルに迫ります。
※本稿は『リーダーは世界史に学べ』(ダイヤモンド社)をもとに編集したものです。

既得権益に立ち向かった改革者・王安石

深刻な危機に立ち向かったリーダー・王安石の「新法」

深刻な財政難と社会不安という、まさに国家の危機的状況を背景に、神宗皇帝のもとで抜擢されたのが王安石です。彼は1069年より本格的な改革に乗り出します。これが後に「新法」と呼ばれる一連の政策でした。

注目すべきは、彼の改革が単なる「コストカット(歳出削減)」にとどまらなかった点です。その真の狙いは、財政の再建と同時に、農民や中小商人といった実体経済の担い手を支えることで、社会全体の安定と持続可能な成長モデルを構築することにありました。

単なるコスト削減にとどまらない
3つの痛みをともなう「構造改革」

王安石が打ち出した構造改革のポイントは、現代のビジネス経営にも通じる以下の3つに集約できます。

これにより、肥大化した国家の軍事費(固定費)を抑制しつつ、必要な安全保障体制を維持しようと試みたのです。

現場の生活を安定させるセーフティネットを張りつつ、国家の確実な収入源を確保するエコシステムを作り上げました。

市場に国家が適切に介入することで、一部の大商人の独占を防ぎながら、経済全体が停滞しないよう下支えを行いました。...

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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