無敵のヒーロー
「ディフェンダー」シリーズの旗艦「オクタ」が2026年モデルへとアップデート。メカニズム面での変更はごくわずかのようだが、その速さと快適さは相変わらず圧倒的で、それはオンロードでもオフロードでも変わらない。300km余りをドライブした印象をリポートする。
エクステリアデザインを(小)変更
昨2025年7月15日に受注開始されて、最近デリバリーがはじまったディフェンダーの2026年モデルでは、以前に限定車として導入されて完売となっていた“ヒーローモデル”のオクタもあらためて「110オクタP635」としてカタログモデルに昇格した。
商品名がやけに長くなったが、そのうちの110はホイールベースが「90」と「130」の中間=標準サイズであること、そしてP635はエンジンが“P(ペトロール)=ガソリン”で最高出力が“635PS“であることを意味する。つまりは、オクタのキモとなっている部分は、すべて今までと変わりないということだ。ただし、ベースとなるディフェンダーが、この2026年モデルで“初のマイナーチェンジ”という触れ込みで、現行型最大の変更が実施されている。
具体的には、外装ではヘッドライト、フロントバンパー、ボンネットインサート、テールランプ、サイドベントなどが新しくなったそうだが、このうち、前後バンパーとボンネットインサート、サイドベントが専用化されているオクタだと、その部分は基本的に変わっていないようだ。いっぽう、ヘッドライトとテールライトは、オクタでもベースモデルに準じる変更が実施されているが、それらも内部デザインとフラッシュサーフェス化(テールのみ)の変更のみなので、オーナーでもなければ、ほとんど区別はつかないだろう。
ただ、今回の試乗車の外板色である「サルガッソブルー」は2026年モデルから導入された3つの新色のうちのひとつだ。そのほか、「アダプティブオフロードクルーズコントロール」が新たに導入されたのも、2026年モデルのディフェンダーのハイライトのひとつだが、ひとまず今回の日本仕様のオクタには設定されない。...