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プジョー208 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】


電気は万能にあらず

「プジョー208」にマイルドハイブリッド車の「GTハイブリッド」が登場。仕組みとしては先に上陸を果たしたステランティス グループの各車と同じだが、小さなボディーに合わせてパワーが絞られているのが興味深いところだ。果たしてその乗り味は?

ステランティスでは最新のマイルドハイブリッド

多くの欧州メーカーが“BEVシフト”の修正に迫られるなか、いち早くハイブリッド車(HEV)やMHEVに着手していたのがルノーやステランティスだ。商圏が東西に広く商品の主力帯が小型&低価格なところにきて、無理繰りBEVをつくったところでデマンドがない。EU側のもくろみと現実の乖離(かいり)をいち早く肌感として察していたのだろう。

その予見の成果ともいえるMHEVが、日本の市場にも続々と投入されたのがこの1、2年のことだ。ルノーは「アルカナ」と「キャプチャー」に独自のマイルドハイブリッドグレードを展開。そしてステランティスはプジョーのラインナップの過半、そして「シトロエンC4」「フィアット600」「アルファ・ロメオ・ジュニア」などを一気にMHEV化し、グレードの一部として展開している。

そんななか、2025年10月末に発売された最新のステランティス版MHEVとなるのがBセグメントど真ん中の208に設定されたGTハイブリッドだ。その基本コンポーネンツは前述の幾多のモデルと同じく、6段DCT内に組み込まれた48V駆動モーターと、旧グループPSA時代からの看板ユニットともいえる1.2リッター3気筒直噴ターボとを組み合わせている。このEB2型エンジンは可変バルブタイミングによる簡易ミラーサイクル化とバリアブルタービンジオメトリー化が図られており、さらにエンジン本体側には始動時の振動エネルギー吸収役も担うBSG型のモーターが据えられる。駆動モーターとトランスミッションを組み合わせたeDCTはベルギーのパンチパワートレインが開発したものだが、現在は合弁会社をステランティス側が完全子会社化するなど、内製化を進めている。...

提供元:webCG

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