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認知症になりやすい人に足りない「1つの習慣」【整体プロが予防法を指南】


「自力整体」は、整体や鍼灸の技法を自分自身に施すセルフケア。全国で約1万5000人が実践し、「ぐっすり眠れるようになった」「慢性的な痛みが楽になった」といった声が寄せられています。
新刊『すっきり自力整体』では、体にたまった老廃物を流し、痛みや不調を根本から整える方法を紹介。今回はその中から、認知症予防に役立つワークを抜粋してお届けします。
監修:矢上 裕(矢上予防医学研究所所長/自力整体考案者/鍼灸師・整体治療家)
写真:榊智朗 構成:依田則子

足りないのは“深い呼吸の習慣”

自力整体の教室には、「家族の認知症の症状がやわらいだ」という声も少なくありません。
生徒さんの4人に1人は70歳以上。痛みの改善だけでなく、認知症の予防や初期ケアを目的に続ける方も増えています。

私が自力整体を広めている背景には、整体師・鍼灸師として50年以上、予防医学に携わってきた父・矢上裕(自力整体考案者)の教えがあります。

父はこう言います。
「認知症になりやすい人は、体の“流れ”が滞っている。そのサインは呼吸に現れる」

つまり、足りないのは深い呼吸の習慣です。

往診を続けていた父は、認知症初期の方の多くが「呼吸が浅い」ことに気づきました。浅い呼吸が続くと、

・血液中の酸素不足
・脳の軽い酸欠
・自律神経の乱れ
・睡眠の質の低下
・血流が滞り、老廃物がたまる

といった悪循環が起こります。
そこで父は必ず「深い呼吸法+軽い自力整体」を指導(※ワークは後半で紹介)。
すると、目の輝きが戻り、会話がはっきりしてくる――そんな変化を、私は何度も目の当たりにしてきました。

もちろん、認知症の原因はひとつではありません。遺伝、生活習慣、脳の疾患など、さまざまな要因が関わります。
そのうえで整体の視点から見ると、見落とされがちなのが「呼吸の質」なのです。

認知機能が低下しやすい体の特徴

認知機能が低下しやすい体は、姿勢や体の硬さにも表れます。
猫背、ストレートネック、肋骨の周辺に硬さがある人は、例外なく呼吸が浅いタイプ。

浅い呼吸は、自律神経の乱れや不眠、血圧上昇を招き、結果として認知症リスクを高めます。だからこそ、毎日の「深い呼吸法+軽い自力整体」が、心強い予防策になるのです。

呼吸が深まり、体がしなやかになるほど血流は改善。
10年以上続けている高齢の生徒さんの中には、登山やダンス、留学を楽しむ方もいます。

深い呼吸は、脳と体の栄養。
年齢を重ねるほど、その差ははっきり表れます。

認知症を遠ざける「30秒呼吸法」&「肺活量を増やすワーク」

最後に、書籍『すっきり自力整体』から、認知症予防に役立つワークを2つご紹介します。

「30秒呼吸法」と「肺活量を増やすワーク」は、脳がすっきり目覚め、血流がアップ。夜もぐっすり眠れるようになります。

実践方法は、次の画像を参考にしてください(※画像は『すっきり自力整体』より)。

◎「30秒呼吸法」のワーク

【手順1】
◆鼻から息を全部吐ききる

【手順2】
◆10秒かけて、鼻から息を吸う(お腹をふくらませながら、細く長く吸う)

【手順3】
◆10秒間息を止める(お腹のふくらみをキープ)

【手順4】
◆10秒かけて息を吐く(お腹がぺたんこになるまで細く長く吐く)

【手順5】
◆これを4回繰り返す

◎「肺活量を増やす」ワーク

【手順1】
◆タオルを手首に巻き、ひざを曲げて腕を前へ伸ばす(肩甲骨を広げる)

【手順2】
◆タオルの両端を持ち、腕を上→頭の後ろへ。深呼吸(腕はできるだけ後ろへ)

【手順3】
◆息を吐きながらタオルを背中側の腰へ下ろす。胸を開き、肩甲骨を寄せて深呼吸

時間に余裕のある日は、書籍『すっきり自力整体』で紹介している動画でわかる「20分ショートレッスン」で、全身をしっかり整えるのもおすすめです。

※『すっきり自力整体』では、このほかにも整体プロの技法を応用したデトックスメソッドを多数掲載。老廃物の排出、コリや痛みの緩和、不定愁訴やゆがみの解消まで、自分でできる整体の実践法を紹介しています(★54分の動画付き)。

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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