「ストレスを受け流すことができる天才」は、イライラしたときに何をするのか。
次々と新たなビジネスを仕掛ける稀代の起業家、佐藤航陽氏。「これからどう生きるか?」を徹底的に考察した超・期待作『ゆるストイック』を上梓した。これからの生き方として重要なキーワードは、「ストイック」と「ゆるさ」。令和のヒーローたち(大谷翔平、井上尚弥、藤井聡太…)は、なぜストイックに自分に向き合い続けるのか。『ゆるストイック』では、「どのように日常を過ごしていくべきか」を言語化し、誰でもできるプロセスとしてみなさんに共有する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健)
感情に振り回されない技術
私たちは日常の中で、怒り、不安、喜び、焦りといった多様な感情に直面します。
感情は自然な反応ですが、振り回されてしまうと冷静な判断や行動を阻害します。
ゆるストイックに生きるためには、感情を適切に扱う技術が欠かせません。
感情を「消そう」としない
多くの人は不快な感情を「消そう」とします。
しかし、感情は無理に抑えるほど反発し、強く意識にのぼります。
大切なのは、感情を排除するのではなく、「今、自分はこう感じている」と受け止めることです。
受容することで、感情は自然に落ち着いていきます。
「言葉」にして距離をとる
感情に巻き込まれないためには、それを言葉にすることが有効です。
「私はいま怒りを感じている」と表現するだけで、感情と自分を切り離せます。
書き出す、声に出すといった方法も同様に効果的です。
言葉によって客観性が生まれ、冷静さを取り戻せます。
「行動のルール」を決めておく
感情に支配されないためには、あらかじめ行動のルールを決めておくことも役立ちます。
たとえば、「イライラしたときは5分黙る」「不安を感じたら紙に書く」など。
ルールがあることで、感情に流されず、自動的に冷静な行動を選べます。
感情はなくすものではなく、扱い方を工夫すべきものです。
受け入れ、言葉にして距離をとり、行動のルールを設けることで、感情に振り回されることなく前進できます。
感情を味方につけ、淡々と積み重ねる姿勢。これが「ゆるストイック」の実践です。
私たちもまた、感情を上手に扱い、ゆるストイックに生きましょう。