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MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】


守られるべき遺産

「MINIコンバーチブル」に「ジョンクーパーワークス」が登場。4人が乗れる小さなボディーにハイパワーエンジンを搭載。おまけ(ではないが)に屋根まで開く、まさに全部入りの豪華モデルだ。頭上に夏の終わりの空気を感じつつ、その仕上がりを試した。

残してくれたことに感謝

第4世代のMINI、改め「MINIクーパー」に高性能版のJCWが追加される。と発表されたのは2024年10月である。果報は寝て待て。と申しますけれど、そのMINI JCWの納車が始まっている。3ドアとコンバーチブル、先代同様、ふたつのボディーがあって、ここにご紹介するのはコンバーチブルである。価格は3ドアのJCWより50万円ほどお高い585万円と、プレミアムコンパクトにふさわしい。

第4世代のMINIクーパーの内燃機関モデルは、基本的に第3世代のボディーに、「カントリーマン」で先に導入されたインストゥルメントパネルを移植したものである。直径240mmの円形有機ELディスプレイをダッシュボード中央に配置するそれは、鏡よ鏡、鏡さん。主に運転支援やコネクト等、日進月歩のデジタル関連の技術をアップデートしたものと考えられるけれど、筆者的にはよくぞこの制約だらけの時代に純ガソリンエンジンのオープンを残してくだすった。ありがたや〜。と、そのことに感謝したい。なんてプレミアムでオシャレで粋なんでしょう! ここはひとつ、みなさまがたのお手を拝借して、一本締めといきたい。イヨオッ。パンッ!

屋根開きモデルがめっきり減ったのは、ひとつには市場の変化によるものであろう。ではなぜ、MINIはつくり続けるのか? 私見によれば、プレミアムでオシャレで粋なブランドだから、である。そういうブランドであるという矜持(きょうじ)、意地と張り、ある種のやせ我慢、ダンディズムが彼らをして、そうさせる。自動車界のアイコンだから続けられている、のではない。アイコンたらむとして続けてきた。だからアイコンになった。大事なのはハート、意志である。と思いたい。...

提供元:webCG

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