マイルドでそつなく
「BMW 1シリーズ」のラインナップに追加設定された48Vマイルドハイブリッドシステム搭載の「120d Mスポーツ」に試乗。電動化技術をプラスしたディーゼルエンジンと最新のBMWデザインによって、1シリーズはいかなる進化を遂げたのか。
すっきりしたフロントマスクでイメージアップ
もうモデルチェンジ? BMWのプレミアムコンパクトハッチバックの1シリーズが、先代にあたる3代目の登場からわずか5年で最新型に生まれ変わったのにはちょっと驚いた。
新型は、エンジンを横置きするFFベースのモデルであり、2670mmのホイールベースも共通であることから、先代から基本部分を踏襲しながら、デザインやパワートレインを大きく進化させたモデルともいわれている。
そういわれれば、5年というやや短めのモデルサイクルには納得がいくが、そのぶんこの4代目も案外早めにフルモデルチェンジを迎えるのではないか……という心配はさておき、個人的にはフロントマスクのデザインがすっきりとしたのが一番の魅力ではないかと思っている。
最近のBMWといえばキドニーグリルの縦長化がトレンドだったが、新型1シリーズでは以前に比べて横長になったキドニーグリルを低めに配置。これが、すっきりにつながっているのだろう。今後登場する「ノイエクラッセ」がグリルとヘッドランプを一体化し、横方向の広がりを強調していることから、この新型1シリーズでは、ノイエクラッセを見据えた移行期のデザインに加えて、グリル内の斜めデザインや、リアピラーに備わるパネルにモデル名の「1」を刻むといった新たなディテールなどによって、新しい時代を先取りしたかったのだろう。...