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ハーレーダビッドソン・ローライダーST(6MT)【レビュー】


極めつけに面白い!

ハーレーダビッドソンのクルーザーモデルのなかでも、特に“走り”にこだわったとされる「ローライダーST」。軽装の車体にパワフルでトルクフルなエンジン、そして完成度の高い足まわりがかなえる、極めつけのファン・トゥ・ライドを報告する。

軽い(?)車体にマッチョなエンジン

ローライダーSTって、いいところを突いているモデルだと思う。ツーリングモデルのようなカウルとサイドバックを装着していて、クラシカルな雰囲気を醸し出しているけれど、ベースになっているのは「ローライダーS」だ。フレームは“ソフテイル”(リアショックがシート下に隠れており、リジッドフレームのように見える外観が特徴)で、装備もツーリングモデルに比べたらシンプル。車重だって軽い(っても323kgはあるが)。しかも、搭載されるのは排気量1923ccのVツインエンジン「ミルウォーキーエイト117」のなかでも、最もパフォーマンスの高い“ハイアウトプット”仕様だ。このスタイルが好きで、走りを楽しみたいって考えたら、ローライダーSTが最適解だと思う。

跨(またが)って車体を起こした瞬間「おお、軽いじゃん」と声が出た。足つきがいいことや重心の低さなどによって、数値よりも3割くらい軽く感じる。ポジションも自然で、シートの座り心地も良好。でっかいカウルのなかにアナログメーターがポツンとひとつというのが素っ気ない気もするが、そうしたシンプルな雰囲気も悪くない。

ミルウォーキーエイト117ハイアウトプットは今回が初体験なのだが、このエンジンが実によくできている。全回転域で非常にスムーズ。排気量は2リッター近くあるのにレブリミットまでスッと回ってしまうし、振動も少ない。Vツインのドコドコ感があるのは3000rpmくらいまで。そこから上の回転域では鼓動感は少しずつ減っていき、滑らかに回転が上がっていく。排気音は静かだけれど、全開にすると吸気音が勇ましく響き渡る。...

提供元:webCG

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