納得の全能感
最高出力635PSの4.4リッターV8ターボを搭載した「レンジローバー・スポーツ」の高性能モデル「SVエディションツー」と、3リッター直6ディーゼルモデル「D300」にサーキットで試乗。アップデートされたブリティッシュプレミアムSUVの走りを確かめた。
SUVでサーキット走行!?
日本車では「スズキ・ジムニー」や「トヨタ・ランドクルーザー」、輸入車では「ジープ・ラングラー」や「メルセデス・ベンツGクラス」など、本格派のクロスカントリー車が根強い人気を誇っているが、SUVの主力といえばやはりオンロード走行を重視したモデルであり、なかにはスポーツカー顔負けのパフォーマンスを誇るものも少なくない。
とはいえ、webCGの取材担当から「富士スピードウェイのショートサーキットでレンジローバー・スポーツの試乗会があるのでご一緒しませんか?」と誘われたときには「えっ?」と驚いた。スポーティーさがウリのレンジローバー・スポーツであっても、富士のショートコースを気持ち良く走らせるのは厳しいのではないかと思ったからだ。
でも、SUVをサーキットで走らせる機会なんてこの先あるかどうかわからないし、自分のSUVをサーキットどころか、オフロードコースにさえ持ち込みたくないと思うくらいだから、このチャンスを逃す手はないと富士行きを決めた私だった。
そこで、試乗会に行く前に、今回試乗するレンジローバー・スポーツSVエディションツーを予習したわけだが、その正体を知れば知るほど、「このクルマならサーキット試乗はありかも!?」と思えてきた。...