家族のように付き合える
新世代MINIにも「MINIクーパー コンバーチブル」が仲間入り。コンパクトなボディーにオープンエアドライブの魅力を上乗せした、今では非常にぜいたくな存在だ。中間グレード「クーパー コンバーチブルS」の仕上がりをリポートする。
今や希少な4座オープントップ
ふと市場を見渡せば、3人以上が乗れる実用的なオープンモデルが枯渇しつつある今日このごろ。2000年代はメタルルーフのリトラクタブルトップが廉価となったことで、欧州ブランドに目を向ければBセグメント級から何かしらのモデルが存在したものだが、2010年代を境にその数を減らし始め、今やラインナップにその姿を見つけるのは難しい。
なぜこのような状況に至ったのか。見晴らしのいいSUVの台頭に伴うユーザーマインドの変化もあるかもしれないし、電気自動車へのシフトに伴う開発リソースの選択と集中といったつくり手側の都合も考えられるだろう。かつての「レンジローバー イヴォーク コンバーチブル」や、現在の「フォルクスワーゲンT-ROCカブリオレ」(本邦未導入)など、SUV車型のオープンもあるが、かの地でもセールスは芳しくないと聞く。
もはやそれは富裕層御用達のプレミアムセグメントでしか望めないぜいたくなのか……と気持ちも沈むなか、奮闘しているのがMINIコンバーチブルだ。BMW MINIの生まれた21世紀以降、ファミリーのバリエーションとして幾度かのモデルチェンジを生き抜いてきた。そして新型でも型式名称をF57からF67へと違えた、フルモデルチェンジの扱いとして発売される。...