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スズキ・ワゴンRスマイル ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】


笑顔の裏に

「スズキ・ワゴンRスマイル」が装いも新たに登場。ご覧のとおりフロントデザインが見事なスマイルフェイスに変わっているが、安全装備類の進化に加えて、なんと足まわりのセッティングにも変更を受けている。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりを報告する。

ワゴンR全体の半分弱

2024年12月に実施されたワゴンRスマイル(以下、スマイル)に対する改良は、スズキによるプレスリリースでは「一部仕様変更」とされている。ただ、フロント周辺の大幅なデザイン変更や先進運転支援システム(ADAS)の完全刷新など、その内容自体は、一般的にはマイナーチェンジと呼ぶべき大規模なものだ。実際、スマイルの発売から今回の改良時点で3年半近くが経過しており、タイミング的にも、モデルライフの折り返し地点にあると思われる。

スマイルを含めたワゴンRシリーズの昨2024年の年間販売台数は7万9718台。スマイル単独での販売台数は公表されていないが、スズキの広報担当者によると「スマイルの販売はワゴンR全体の5割弱」だそうで、2024年における販売実績は、スマイルが3万9000台強、伝統的なスイングドアをもつワゴンRが約4万台といったところらしい。このスマイル単独の販売台数を同年の軽乗用車販売ランキングに当てはめると、「ジムニー」や(スマイルではない)ワゴンRに次ぐ13位ということになる。

ちなみに、スマイルと直接競合する「ダイハツ・ムーヴ キャンバス(以下、キャンバス)」を含むムーヴの2024年の販売台数は、4万1997台。キャンバスではないムーヴは2023年6月に生産終了(本来はその直後に次期型がデビュー予定だったと思われる)しているから、この数字はほぼ全数がキャンバスとみていい。しかも、ダイハツの認証不正問題の影響で、キャンバスの生産が2024年初頭から5月後半まで停止していたことを考えると、市場での人気はまだまだキャンバスに分があるようだ。今回のスマイルの改良は、そのためのテコ入れという意味もあるだろう。...

提供元:webCG

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