白銀は招くよ
三菱の「アウトランダー」と「トライトン」を雪上でドライブ。片や最先端の2モーター式のプラグインハイブリッド車、こなた設計は最新ながら頑健なラダーフレームを備えたピックアップトラックだ。自慢の4WD技術の最先端を味わってみた。
自慢の4WD技術を雪上で試す
大きく重く背が高いSUVタイプのPHEVでありながら、前後2基の独立したモーターの駆動力を制御することによって、驚くほど“曲がる”のが三菱のフラッグシップ、アウトランダーの真骨頂である。しかも2024年末の大規模マイナーチェンジで、システムの要たるバッテリーが従来の容量20.0kWhから約10%増しの22.7kWhの新型に換装されたことで、EV走行換算距離(WLTCモード)が83kmから102kmに伸びたばかりか、トータルのシステム出力が約20%アップ、エンジン始動頻度が下がったうえに、0-100km/h加速も従来型より2秒短縮できたという。
一般道では以前よりも滑らかに動きだし、また踏めば明らかにたくましく加速することは確認済みだが、センターコンソールのダイヤルで選べる7種ものドライブモード、すなわち「パワー」「エコ」「ノーマル」「ターマック」「グラベル」「スノー」「マッド」を全部試すことはできなかった。あれば試してみたくなるのが人情というもの。いや職業病かもしれないが、マッドやスノーなどはそれなりの場所でなければ難しい。
というところにおあつらえ向きの試乗会開催の報が届いた。北海道千歳のオフロードコースで最新のアウトランダーに加え、2024年春に国内発売されたダブルキャブピックアップのトライトンも試乗できるという。前後2モーターおよび各輪のブレーキを制御する車両運動統合制御システム=「S-AWC(スーパーオールホイールコントロール)」と「SS4-II(スーパーセレクト4WD-II)」という三菱自慢の2種類の4WDシステムの実力を体感せよというわけだ。...