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【タブーへの挑戦】「同性愛」と「自慰」をここまで描く!? 三島由紀夫『仮面の告白』の衝撃


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社会的タブーに挑戦して
「同性愛」を克明に描く

三島由紀夫は、大蔵省を辞めて専業作家となり、長編小説『仮面の告白』を書き上げました。

同性に恋する少年を描いたこの小説は、昭和24(1949)年当時はタブー視されていた「同性愛」をおおっぴらに描いた日本初の作品といわれ、大きな話題を呼びました。

少年時代から同性愛の感情を強く抱いていたことを告白するような自伝的な作品であり、ある種の社会的タブーに挑んだわけです。

凄まじい描写力

『仮面の告白』は、主人公が自らの過去を回想する形式がとられていて、性的な自覚を持ち始める過程が描かれています。

少年時代の主人公は、イタリア人画家グイド・レーニが描いた絵画「聖セバスチャン」に描かれた男性の裸体を見て、性的な興奮を覚え、自慰をします。

凄まじい描写力です。自慰のシーンも三島にかかると、こんなに華麗な表現になってしまうとは、さすがです。

※本稿は、『ビジネスエリートのための 教養としての文豪』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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