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フォルクスワーゲン・ティグアンeTSI Rライン(FF/7AT)【試乗記】


盤石の進化

フォルクスワーゲンで販売台数トップを堅守する「ティグアン」がフルモデルチェンジ。一新された内外装とマイルドハイブリッド機構を搭載したパワートレイン、そして可変ダンピングシステム「DCC Pro」が組み込まれた足まわりが織りなす走りをチェックした。

21世紀に新しい風

BEV(電気自動車)の「ID.シリーズ」は別にして、フォルクスワーゲンのモデル名は単なる数字やアルファベットを並べただけではないのが面白いところだ。たとえばロングセラーの「パサート」は貿易風を意味しているし、「ジェッタ」はジェット気流、「シロッコ」はサハラ砂漠に吹き付ける嵐である。「ゴルフ」も、いわゆるスポーツのゴルフではなく、貿易風を引き起こすメキシコ湾流のGulf Streamが起源というから奥が深い。

一方、21世紀生まれのSUVであるティグアンはどうかというと、風とは無関係で、「Tiger(虎)」と「Iguana(イグアナ)」を組み合わせた造語である。フォルクスワーゲンによれば、虎の力強さとイグアナの粘り強さを併せ持つ性格の持ち主ということだが、この新種のフォルクスワーゲンが2019年以降、フォルクスワーゲンのみならず、フォルクスワーゲングループ全体で販売台数トップを守り続ける存在になるとは、デビュー当時には想像できなかったに違いない。

そんなベストセラーモデルのティグアンが3代目に生まれ変わり、2024年末、ついに日本に上陸した。新型ティグアンは、全長×全高×全幅=4540×1860×1655mm、ホイールベースが2680mmと先代とほぼ同じボディーサイズである一方、エクステリアやインテリアのデザインは大きく変わり、また、プラットフォームにはこれまでの「MQB」を進化させた「MQB evo」を採用するなど、すべてが新しい意欲作なのだ。...

提供元:webCG

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