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フォルクスワーゲン・ティグアンeTSI Rライン(FF/7AT)【試乗記】


より快適に 味わい深く

フォルクスワーゲンの世界販売において、今や一番の人気車種となっているコンパクトSUV「ティグアン」。その新型が、いよいよ日本でも発売された。より大人のドライブフィールに進化したという、3代目の走りをリポートする。

21世紀の主役

新型フォルクスワーゲン・ティグアンは、2024年11月19日に日本で正式に発売された(参照)。2007年に初代がデビュー(国内発売は翌2008年秋)したこのクルマのグローバル販売台数は、2世代・約16年で760万台にのぼるという。単純計算で年間47万〜48万台だ。ちなみに、1974年からの約50年で3700万台を売り上げた「ゴルフ」の年間平均は74万台。それより1年早くデビューし、累計販売は3400万台を超える「パサート」は、同じく67万台となる。しかし、どちらも真の全盛期は20世紀といっていい。対してティグアンは完全に21世紀のクルマであり、2019年以降のフォルクスワーゲンのベストセラーは、ティグアンなのだという。

フォルクスワーゲンの日本法人は、この2024年から2025年にかけてを新車攻勢の期間としており、先日試乗記をお送りした新型パサート(参照)も、2024年11月25日に国内発売となっている。それもあって、東名高速の御殿場インター周辺を拠点としたティグアンのメディア向け試乗会は、パサートのそれと合同で開催された。本記事はそのメディア試乗会でのものだ。

新型ティグアンとパサートは、本国でのアンベールもほぼ同時期の2023年夏だった。さらにいえば、「MQB evo」という基本骨格構造も両車で共通。パワートレインのラインナップもほぼかぶっている。ホイールベースや全長はパサートのほうが明らかに長く、ひとクラス上の感が強いが、全高はSUVのティグアンのほうが大きい。全幅は両車でほぼ同じだ。

さらにいうと、同じパワートレインなら車重も同等なので、必然的に動力性能も非常に近い。日本仕様のティグアンに搭載されるパワートレインは、48Vマイルドハイブリッド機構付きの1.5リッターガソリンターボでFFの「eTSI」と、2リッターディーゼルターボで4WDの「TDI 4MOTION」の2種類。いずれもパサートと同じものだ。本国ではプラグインハイブリッドの「eHybird」もティグアンに用意されるものの、プラグインハイブリッドだけは、日本ではひとまずパサートのみの設定となる。...

提供元:webCG

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