納得の出来栄え
マイナーチェンジした「ホンダ・シビック」が登場。専用チューンが施された最高出力184PSの1.5リッター直4直噴ターボエンジンに6段MTを組み合わせる「RS」グレードと、同出力のベースエンジンを搭載するCVT車「EX」の初公道試乗リポートをお届けする。
マイチェン前との実質的な価格差は?
新グレード、RSの追加が最大のハイライトとなるシビックのマイナーチェンジモデルだが、シビック全体に共通する本来のマイチェンメニューとしては、フロント周辺のデザイン変更=文字どおりのフェイスリフトと外板色ラインナップの変更、インフォテインメントシステムへのGoogle搭載、そしてグレード構成の再構築……などがある。
外観で変わったのはセンターグリルとバンパーだ。従来はセンターグリルが上広がり、バンパーグリルが逆に下広がりで、上下グリルで、レクサスでいうスピンドル形状を形成していた。対して、今回の新フェイスはセンターグリルが下広がりで、バンパーグリルが上広がりとなった。で、上下グリルを合わせると、六角形というかダイヤモンド形状に見えるようになった。変更は最小限だがイメチェン効果は意外と大きい。
グレード構成については、1.5リッター直4直噴ターボ搭載車(以下、ガソリン車)の6段MTがRS一択となったほか、これまで1グレードだった2リッター直4ハイブリッド「e:HEV」は「LX」と「EX」の2グレードとされた。ガソリン車のCVTは2グレードのままだ。
また、前記の主要メニュー以外にも、先進運転支援システムの「Honda SENSING(ホンダセンシング)」のアップデートも実施。結果、新しいシビックの車両本体価格は、走行性能や装備に大きな変化のないCVTで、従来の約21万円高となった。e:HEVは上級のEX比だと額面上で約33万円の値上げとなるが、同グレードには新たに「電動パノラミックサンルーフ」が標準装備とされたので、マイチェン前との実質的な価格差は、やはり21万円前後という計算になりそうだ。
今回の取材は、東京のど真ん中の「明治記念館」を拠点としたメディア試乗会である。取材班に割り当てられた試乗車は、メダマであるRSとガソリン車のCVTという2台だった。...