意のままに 上質に
マイナーチェンジしたメルセデス・ベンツの電気自動車「EQB350 4MATIC」が上陸。メルセデスのピュアEVに共通する最新のデザインをまといブラッシュアップされた内外装と、4WDを採用するシステム最高出力292PSのパワートレインが織りなす走りを確かめた。
最新モードで内外装を更新
“EQ”の2文字から始まる車名が与えられたメルセデス・ベンツのピュアEV群のなかにあって、「EQC」「EQA」に続く第3弾として2022年7月から日本で販売されているのがEQBである。
EQシリーズにはピュアEV専用の骨格を用いるモデルと、エンジン車との共有骨格を採用するものの双方が混在するが、このモデルは後者に該当。2020年に日本上陸を果たした初代「GLB」がベースとなる。
実際、大面積のグロスブラックパネルを用いたフロントマスクや左右のコンビネーションランプを細い発光ラインで結んだリアビューなど、最新のEQ各モデルに共通するディテールデザインは採用するものの、2830mmというホイールベースはGLBと同一でボディーサイズやスクエア基調のプロポーションもほぼ同様だ。
そんな両者で特徴的なのは輸入SUVのなかにあってはコンパクトと表現できるサイズの中に、3列シートのレイアウトを成立させていること。特にピュアEVであるEQBの場合には、そうしたこと自体が「いまだ稀有(けう)な存在」というフレーズを用いて紹介しても差し支えのない状態にある。
というわけで、今回試乗したのはメルセデス・ベンツ日本が2024年6月に導入を発表したEQBの改良バージョンである。...