クルマの味は変えられる
ホンダアクセスが手がける純正カスタマイズアイテムは、見た目や使い勝手はもちろんのこと、“走りのテイスト”をも変えるという。その効果は、日常走行でも体感できるのか。「ヴェゼル」の純正アクセサリー装着車の試乗を通して確かめた。
SUVのカスタマイズに注力
ホンダの純正アクセサリー=いわゆるディーラーオプションを一手に取りあつかうのがホンダアクセスである。その正式社名も株式会社ホンダアクセスで、もともとはホンダ本体を構成する2社(本田技研工業と本田技術研究所)の用品研究開発部門が統合されて生まれた。前身となった株式会社ホンダ用品研究所、続く株式会社ホンダ用品技研を名乗っていた時代を含めると、40年近い歴史をもつホンダの100%子会社だ。
早い話が、ギャザズのブランド名で知られるナビやオーディオをはじめ、フロアマットにドアバイザー、ドラレコ、ETC車載器などの実用装備品、三角表示板から洗車用品などなど、ホンダ車の純正アクセサリーカタログに掲載されるすべての商品が、基本的にホンダアクセスの取りあつかいである。ちなみに、最近は無限の商品も同カタログに掲載されるようになったのだが、その件については、また後日にご報告したい。
もっというと、エンジンオイルやウオッシャー液、コーティング剤、ワイパーブレードなどのディーラーで使われる純正の油脂類や消耗品、さらには工具に整備機器、メンテナンスキット、洗剤まで、ホンダの正規ディーラーが仕入れる(クルマ本体以外の)大半の物品が、ホンダアクセスを通じて供給されている。
そんな多岐にわたるホンダアクセス商品のなかでも、われわれクルマ好きになじみ深いのは、やはりModulo(モデューロ)名義を含めた純正のアルミホイールやカスタマイズパーツだろう。
いっぽう、長らく定番だったヴェゼルに「ZR-V」や「WR-V」という新顔を矢継ぎ早に追加したホンダは、「Honda SUV」というロゴのもとで、SUV推し戦略をスタートさせている。ホンダアクセスも、ホンダ本体の戦略に合わせてSUVのカスタマイズに注力していくようだ。...