信頼される理由がある
「トヨタ・ランドクルーザー」ファミリーのなかでも、フラッグシップモデルにあたる“300”と、究極のワークホースである“70”に試乗。オフロードコースでのチャレンジを通して両モデルの実力に触れ、世界中で信頼される理由を垣間見た。
兄弟そろって質実剛健
みんな大好き、ランドクルーザー! 「さなげアドベンチャーフィールド」で開催されたオフロードチャレンジは、いよいよ後編に突入だ。前半ではランクル3兄弟の中核モデル“250”を試したが(参照)、ここでは長兄“300”と、ナンバリング的には末弟にあたる“70”の走りを確認しながら、シリーズの全容をつかんでみよう。……ん? その歴史から考えると“70”が長兄で“300”が次男か? もしかしたら“70”はお父さんかも。
とにもかくにも2021年にフルモデルチェンジを果たしたランクル“300”は、シリーズのトップレンジモデルだ。トヨタも“300”が属する「ステーションワゴン」系を「ランクルを象徴する存在」と位置づけており、常に最新・最高の技術を投入するモデルだとしている。
ちなみに“250”は生活に根ざした「ライトデューティー」で、“70”は普遍的な「ヘビーデューティー」。そしてなにより大切なのは、これらすべてのモデルが、おしゃれSUVではなく生粋のオフローダーだということだ。タフだからこそ世界中の人たちの生活を支えられるわけで、その質実剛健さから、ユーザーとの間に信頼が生まれている。
トヨタもそれがわかっているから、高級路線へとシフトし、SUVブームの波に乗った「200系」や「プラド」から原点回帰するため、今回ブランディングを刷新したのだろう。そしてそのテストフィールドに、素人にはちょっとタフな“さなげ”を選んだのだ。...