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マツダ・ロードスター/ロードスターRF【試乗記】


もはや敵なし

爽快感が大幅アップ!? 「マツダ・ロードスター」に施された“過去最大の改良”は、実際の走りにどのような変化をもたらしたのか。ライバル不在の軽量オープンスポーツの進化を、ワインディングロードで実感した。

ここにきて販売好調!

2015年の登場より、今年(2024年)で9年目を迎えるND型ロードスター。調べてみると細かな仕様変更は既に5回ほど加えられているが、その多くはグレード追加や装備強化などが主だった。銘柄全体の走りのクオリティーに影響するような中身の刷新は、今回が初めてといえるかもしれない。

過去の世代で最も長寿となったのはNC型で10年だが、今回加えられた改良にまつわる投資とその回収を鑑みるに、このND型が最も長いモデルライフとなるのは確実だろう。そしてこの投資が可能となったのは、ND型が日米欧の主力市場で販売が衰えないどころか、仕向け地によっては2023年に過去最高を記録するなど、イレギュラーな実績を上げているからだ。

今回、ロードスターがビッグマイナーチェンジを受ける主因となったのは、国連のサイバーセキュリティー対策指針を受けて自動車基準調和世界フォーラム(WP29)が策定した型式認証要件「UN-R155/UN-R156」に対応するためだ。2024年以降は継続生産車にも適用されるこの規則に対応するためには、OTA(Over The Air=無線通信によるソフトウエアのアップデート)に備えた通信機能の搭載も含め、電子アーキテクチャーを全面的に刷新する必要がある。国際商品であるロードスターにとって、これは無視できない課題だ。

本来ならこのタイミングでフルモデルチェンジという手段も考えられたのかもしれないが、パワートレインの選択も含めて、そこに踏み切るにはちょっと早いという判断がマツダの側にはあっただろう。いっぽう、ND型の鮮度が衰えていないことは前述の販売動向が示していた。かくしてND型は存続の道を歩めることになったわけだ。...

提供元:webCG

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