雨ニモマケズ
「フォルクスワーゲン・ゴルフ」のマイナーチェンジに合わせて、最強グレード「ゴルフR」も最新型へとアップデート。ノーマルモデルと同様に最新の安全装備とインフォテインメントシステムを手にしたほか、パワートレインも強化された。雨中のドライブでその性能を試した。
ウエット路面はかえって好都合!?
雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ ゴルフRハサウイフクルマダ
テストドライブの日に雨が降ったのは不幸なことだが、その日テストしたのがフォルクスワーゲン(VW)のゴルフRだったことは不幸中の幸いかもしれない。路面状況に応じて前後トルク配分をほとんど100:0から0:100まで自由自在に、常に変化させ続けることができる4WDシステム「4MOTION」の実力を、滑りやすいウエット路面で確かめることができるのだから。
さて、ゴルフがこのほどマイナーチェンジされた。ゴルフRも同時にマイナーチェンジ。外観上はほとんど変わらない。ヘッドランプユニット内のデザインがやや変わった。わかりやすい変化といえばメータークラスター内の表示だろう。アナログの速度計と回転計を左右に配置し、その間に各種情報を表示させる通常のタイプから、全体を12.3インチのディスプレイとし、速度計と回転計をアナログ風にバーチャル表示し、中央部分に地図などを表示させることができるようになった。速度計と回転計のサイズを小さくして地図表示面積を増やすことも可能。
アウディが先に採り入れ、VWでは「パサート」と「ティグアン」に同じ機能が採用されている。視線をセンターパネルに移動させる必要がなく実に見やすい。「アウディTT」はこの方式を採用する代わりにセンターのディスプレイを廃止したが、他のクルマもそうすればスッキリしたデザインになるのに。テレビのない部屋の方がすてきなように。助手席側から操作できなくなるが、大したことじゃない。...