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人事異動、「役立たずの社員」と「出世コースの社員」の違いとは?


意向を無視した人事異動は、社員のやる気を削いでいく(Photo: Adobe Stock)
意向を無視した人事異動は、社員のやる気を削いでいく(Photo: Adobe Stock)

具体的な問題があるわけではないけれどなぜだかモヤモヤする職場になっていないだろうか。そんな悩みにおすすめなのが、組織開発というアプローチだ。『いちばんやさしい「組織開発」のはじめ方』(中村和彦監修・解説、早瀬信、高橋妙子、瀬山暁夫著)では、組織開発のはじめ方を成功事例とともに紹介している。本記事では、組織開発的な観点から職場にありがちな悩みの改善策を著者に聞いてみた。

【お悩み】年度末には人事異動の内示がある企業も多いそう。愛着のある部署から異動して、業務内容もメンバーもまったく異なる部署に配属になるケースも考えられます。もし自分の希望と異なる人事異動が行われた時、その出来事をどのようにとらえればいいのでしょうか。

【回答】とにかく新しい仕事をやってみる。本当にダメだったら辞めればいい

意図していなかった異動を言い渡された時は戸惑いますよね。

でも、「この部署で役に立たないから異動させられるんだ」と考えているのなら、それはおそらく間違いです。

「誰かが自分のことを見ていて、出世やキャリアの可能性を広げてくれているんだ」と思っていた方が未来が開けていきます。

そういう風に考えることで、「思考の質」が「行動の質」に変わります。

そして「行動の質」が「結果の質」に変わっていくのです。

「この道一筋」という専門性の高め方も悪くはありませんが、一面では、可能性が広がっていかないということにもなりかねません。

会社で働いていたとき、私は自分自身のことを専門性を高めるスペシャリストとしての働き方が向いていると思っていました。

他部署への異動を命じられた時は「絶対に嫌だ」と言って上司を困らせたのです。

でも、別の仕事をしてみたら、なんとなくうまくいって、スキルが身につくにつれだんだんと仕事がおもしろくなっていきました。

また別の部署に異動したら、より得意分野の幅が広がって、だんだんゼネラリストになっていきました。

今になって思うと、自分の人生にとって大変貴重な経験になったと感じています。

人事異動はノーリスクで「経験学習」ができる機会

製品でもサービスでも、「単純なもの」では成功しません。

いろんな要素を入れておかないと、すぐ飽きられてしまう。

目まぐるしく変化していく市場のなかでは、さまざまな経験から学びを得る「経験学習」が重要な時代と言えます。

社内の異動でそれができるというのは、待遇はそのままで、ノーリスクで経験できる学習機会なのではないでしょうか。

なので、新しいことを経験してみることをお勧めします。

とりあえずやってみましょう。やってみて、本当にどうしてもダメだったら辞めればいい。

そんな風に、少し気楽に考えてみるのはいかがでしょうか。

(取材・文 間杉俊彦)

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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