5年熟成のうま味
「またマイナーチェンジ!?」と思うほど、ここ数年アップデートを繰り返しているレクサスのコンパクトクロスオーバー「UX」。デビュー以来最大規模の改良を施したという最新型の走りを、トヨタのテストコースでチェックした。
存在意義が問われるなかで
UXはレクサスの販売面での屋台骨を支えるSUV群のなかでボトムを担う車種だ。車格的にはCセグメント級で、プロポーション的にはクロスオーバーといったほうがしっくりくるだろうか。
……という位置づけだったところに割って入ったのが、Bセグメント級の車格となる「レクサスLBX」だ。こちらは車格的なヒエラルキーにとらわれない新しい価値の提供を掲げており、上位グレードには「LS」や「LC」に採用されるLアニリン表皮や外装加飾などを選択しながら自分仕様にカスタマイズできるシステム「ビスポークビルド」なども設定されている。ちなみに価格帯はUXと同等以上となかなか強気な設定だ。
となると、UXはラインナップのなかで自らの立ち位置をより鮮明化する必要に迫られる。2018年の発売から5年。レクサスは「Always On」のスローガンのもと、すべてのモデルが常に何かしらの年次改良を受けている。UXもしかりだが、今冬に施された年次改良は6年目を迎えながらも過去最大ともいえる内容だった。...