先進装備もいいけれど
日産のミドルクラスSUV「エクストレイル」がマイナーチェンジ。運転支援システム「プロパイロット」の設定が話題となっているが、実際に試乗してみると、そのほかにも注目すべきトピックにあふれるクルマに仕上がっていた。
現行型では初の“ビッグマイナーチェンジ”
日産自動車の初代エクストレイルといえば、1997年の登場当時でさえオンロード志向が進んでいた他社の同クラスSUVを尻目に、オフロードでの高い走行性能や、汚れにくいシートや荷室など、アウトドアでの使い勝手を徹底的に追求したモデルとして独自の存在感を示していたのが印象に残っている。直線基調の実用的なデザインを初代から踏襲した2代目に対し、現行型の3代目エクストレイルはガラリとイメージチェンジを図り、都会的なデザインへと変貌した。その3代目エクストレイルが、2013年12月の登場以来、4年半を経て初めての大幅な部分改良を迎えた。
外観では、先に大幅な部分改良を実施した「ノート」と同様に、日産車のアイデンティティーである「Vモーション」と呼ばれるフロントグリルの装飾を拡大したほか、フロントヘッドランプのデザインも一新し、より輪郭を強調した精悍(せいかん)な印象とした。こうしたデザイン上の変更以上に新しさを感じさせるのが、全12色のうち6色を新色としたボディーカラーだろう。特に、新設定の特別塗装色「プレミアムコロナオレンジ」は、かなり強い印象を与える。
一方内装でも、インストゥルメントパネルのうち、助手席正面のソフトパッドのデザインを一新。ステアリングホイールも“フラットボトム”のより引き締まったものに変更されている。...