ビビッときたらお早めに
WLTCモードで25.2km/リッターという燃費を誇る「ルノー・ルーテシア」のフルハイブリッドモデルに、スポーティーな新グレード「E-TECHエンジニアード」が登場。数々の専用装備によってアップグレードされたフレンチハッチバックの仕上がりやいかに。
新世代の電動化モデルをイメージ
「アルカナE-TECHフルハイブリッド」に続いて、ルーテシアのそれにも追加されたエンジニアードは、本国でもE-TECHフルハイブリッド専用に設定されるグレードだ。フランス本国のウェブサイトを見ると、エンジニアードは現在、アルカナとルーテシア以外に「キャプチャー」にも設定されている。また、同じE-TECHを名乗るルノーでも、100%電気自動車の「E-TECHエレクトリック」にはエンジニアードの設定はないようだ。
エンジニアードの特徴は、今回の試乗車でもあるグレーメタリックをメインカラーとして、各部にゴールド(ルノーでの呼称は「ウォームチタニウム」)のアクセントをあしらっているところだ。このコーディネートは2020年10月に公開された電気自動車のコンセプトカー「メガーヌeVISION」を源流とするもので、新世代の電動化モデルを強くイメージさせる。重要なアクセントとなっているゴールドに、オーディオやRCカーのマニア筋などは、通電抵抗が小さい金メッキコネクターを想起するかもしれない。
シートやアルミホイール、バンパーにあしらわれた「F1ブレード」などの意匠を見るに、エンジニアードのベースになっているのはルノーで定番スポーツ系トリムグレードだった「R.S.ライン」である。ここで“だった”という表現を使ったのは、R.S.=ルノースポールブランドの役割は今後アルピーヌブランドが受け持つことになっているからだ。先日、本国発表されたルーテシアのマイナーチェンジモデルでも、新しいスポーツ系トリムとして、R.S.ラインのかわりに「エスプリ・アルピーヌ」が前面に打ち出されていた。
ただし、今回上陸したルーテシアE-TECHエンジニアードはご覧のように、従来モデルがベース。この原稿を書いている7月中旬現在、ルーテシアのマイナーチェンジモデルは本国でも未発売である。...